代田橋
京王線 代田橋駅

和泉明店街沖縄タウン

商店街一覧

南国の風と昭和のあったかさが同居する。キリンの首のかたちをした商店街。

京王線の代田橋から徒歩5分。
今回は杉並区の和泉商店街にやってきました。
駅から甲州街道に向かい、
歩道橋を渡ると「沖縄タウン 和泉商店街」
と書かれた朱色の門が出迎えてくれます。
こちらはいまから13年前に商店街の振興を目的とし、
「杉並の小さな沖縄」として生まれ変わりました。
商店街の方によると、沖縄をテーマにしたきっかけは
杉並には沖縄ゆかりの著名人や沖縄料理店が多かったこと、
そしてこちらにある大都市場の雰囲気が
沖縄の第一牧志公設市場に似ていたからだそうです。
ほとんど車が入ってこない商店街通りは、ゆったり歩けるのがうれしい。
こちらでは通りを歩く人たちが、
いろんなお店の人と挨拶を交わしているのが印象的です。
沖縄のお店にまざって、昔懐かしい街中華や喫茶店、
八百屋さんや酒屋さんも営業していましたが、
そこでもお客さんとの明るい会話がありました。
歩いてみるとわかりますが、こちらの商店街通りは、
突き当りがあるキリンの首のような通りになっています。
通りのかたちから生まれた、
お買い物でもらえる集めてお得な商店街シール「きりんチップ」や福引など、
昭和の懐かしさ満載のイベントも元気に残っていました。
沖縄タウンでは、年間行事も人気です。
4月のうりずん祭り、
9月にはかりゆし祭りを開催しています。
この日は商店街の通りは、
近隣から訪れた人でいっぱいになるそうです。
少し行けば新宿という都心エリアに生まれた、
三線の音色が優しく流れる沖縄タウン。
心を解きほぐす南国の風と昭和の懐かしい温かさが同居する、
ほかにはない魅力ある商店街でした。

案内人:はたけあゆみ
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 三線 とぅるるんてん

    三線 とぅるるんてん

    南国のゆったりした音色に誘われて通りの真ん中にある大都市場をのぞいてみたら、そこには優しい笑顔のご主人。こちらは今年で13年目を迎える、沖縄の楽器「三線」の販売・修理、沖縄民謡教室のお店です。ご主人は琉球民謡登川竜の師範で、現在生徒さんは40人ほど。取材中も若い男性の生徒さんが訪れていました。琉球民謡の楽譜は五線譜とは異なり、三線の演奏と歌い方が縦書きで記されています。お二人が演奏する琉球民謡の「豊節」に包まれると、そこは一気に窓の向こうに白い砂浜と青い海を感じる沖縄になりました。

    三線 とぅるるんてん

    三線 とぅるるんてん 三線 とぅるるんてん

    南国のゆったりした音色に誘われて通りの真ん中にある大都市場をのぞいてみたら、そこには優しい笑顔のご主人。こちらは今年で13年目を迎える、沖縄の楽器「三線」の販売・修理、沖縄民謡教室のお店です。ご主人は琉球民謡登川竜の師範で、現在生徒さんは40人ほど。取材中も若い男性の生徒さんが訪れていました。琉球民謡の楽譜は五線譜とは異なり、三線の演奏と歌い方が縦書きで記されています。お二人が演奏する琉球民謡の「豊節」に包まれると、そこは一気に窓の向こうに白い砂浜と青い海を感じる沖縄になりました。

  • 和泉商店街直営店 いじゅん

    和泉商店街直営店 いじゅん

    商店街が経営する、沖縄の食品や雑貨を扱うお店です。ちんすこうや紅芋タルトなど人気の観光土産だけでなく、現地の家庭で使う大きなくるま麩や乾麺、調味料なども揃っています。銀座のわしたショップまで足を運べないお年寄りにも人気で、お客様の中には沖縄旅行で買い忘れたお土産をこちらで調達する方もいるそうです。店頭にあるブルーシールアイスクリームは、番組の撮影で訪れたマツコ・デラックスさんも食べたとのこと。

    和泉商店街直営店 いじゅん

    和泉商店街直営店 いじゅん 和泉商店街直営店 いじゅん

    商店街が経営する、沖縄の食品や雑貨を扱うお店です。ちんすこうや紅芋タルトなど人気の観光土産だけでなく、現地の家庭で使う大きなくるま麩や乾麺、調味料なども揃っています。銀座のわしたショップまで足を運べないお年寄りにも人気で、お客様の中には沖縄旅行で買い忘れたお土産をこちらで調達する方もいるそうです。店頭にあるブルーシールアイスクリームは、番組の撮影で訪れたマツコ・デラックスさんも食べたとのこと。

  • coffeeshop HOPE

    coffeeshop HOPE

    窓の向こうから「こんにちは~!」と声を掛けてくれる、こだわりの珈琲店です。こちらは昼間だけの営業。蔵前の「LEAVES COFFEE ROASTERS」から仕入れた豆を、店主が一杯ずつ丁寧に淹れています。この日の豆はエチオピア産。微かにオレンジの香りを感じるフルーティな味わいが、添えられた波照間島産の黒糖に合います。古いお店を大正ロマン風にリノベーションしたこちらは、窓から入る柔らかい光に包まれ雰囲気抜群。歴史を感じる梁や天井を眺めながらいただく珈琲は格別です。

    coffeeshop HOPE

    coffeeshop HOPE coffeeshop HOPE

    窓の向こうから「こんにちは~!」と声を掛けてくれる、こだわりの珈琲店です。こちらは昼間だけの営業。蔵前の「LEAVES COFFEE ROASTERS」から仕入れた豆を、店主が一杯ずつ丁寧に淹れています。この日の豆はエチオピア産。微かにオレンジの香りを感じるフルーティな味わいが、添えられた波照間島産の黒糖に合います。古いお店を大正ロマン風にリノベーションしたこちらは、窓から入る柔らかい光に包まれ雰囲気抜群。歴史を感じる梁や天井を眺めながらいただく珈琲は格別です。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・杉並区和泉1-11-2

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