赤羽
埼京線 赤羽駅

赤羽一番街商店街

商店街一覧

せんべろの赤羽で 地元の生活を支えてきた 昭和の商店街の名残を探す

桜が咲く春の日差しに誘われて、赤羽にやってきました。
今回おじゃました赤羽一番街の商店街ゲートはかなり立派。
本当に住みやすい街大賞2019の看板が光ります。
ゲートのすぐ近くには、
チェーンでおなじみのパン屋さん「サンメリー」がありますが、
こちらはなんと最初の店舗。
70年前はオオサカヤという店名だったようです。
もしかするとビルは当時のままでしょうか。
二階のカフェスペースの大きな窓や、
不思議なサイズのドアに歴史を感じました。
赤羽といえば、
千円あればべろべろに酔えるという「せんべろ」の街ですが、
やはり午前中からお酒を楽しむ人達で賑わっていました。
商店街通りでは居酒屋にまざって八百屋、和菓子屋、
本屋、呉服屋さんも元気に営業中。
赤羽一番街の隣にある一番街シルクロードの中には
写真屋さんの古い看板もあり、
いまは居酒屋が多くなっていますが、
もしかしたら以前は日常の買い物ができる商店も
多かったのかもしれません。
不思議だったのは、手ごろな値段の鰻屋さんが何軒もあったこと。
鰻専門店のほかに鰻を出している居酒屋がいくつもあり、
炭火で鰻を焼く香ばしい香りに惹かれて、
次々とお客さんが吸い込まれていきました。
赤羽小学校を囲むように通りを歩くと、
商店街は自然に赤羽中央会になります。
少しずつ建物が新しくなっているようですが、
こちらも昭和を感じさせる古いお店が並ぶ懐かしいエリア。
枝豆餡の「ずんだあんパン」が人気という
ノスタルジックな看板のパン屋さん、
懐かしい駄菓子がたくさん並んだ駄菓子屋さんなど、
つい立ち寄りたくなるお店に出会えました。

案内人:はたけあゆみ
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 八百正

    八百正

    商店街通りの角地にある元気な八百屋さん。店頭には春を感じる真っ赤な苺、艶々とした柑橘類、大きな房のバナナが並んでいました。フルーツの扱いが多いようで、段ボールにいっぱいの果物がいい香りを漂わせていました。まだ3月なのに、奥にはなんと熊本産という西瓜も。いまは飲みにくる街として知られる赤羽ですが、こちらの活況から近隣の奥様方で賑わっていた昭和の頃を勝手に連想しました。

    八百正

    八百正 八百正

    商店街通りの角地にある元気な八百屋さん。店頭には春を感じる真っ赤な苺、艶々とした柑橘類、大きな房のバナナが並んでいました。フルーツの扱いが多いようで、段ボールにいっぱいの果物がいい香りを漂わせていました。まだ3月なのに、奥にはなんと熊本産という西瓜も。いまは飲みにくる街として知られる赤羽ですが、こちらの活況から近隣の奥様方で賑わっていた昭和の頃を勝手に連想しました。

  • 伊勢屋

    伊勢屋

    行列に惹かれてお店を覗くと、ショーケースにはおいしそうな和菓子屋が整然と並んでいました。お客さんのお目当ては、こし餡と粒餡が選べるずっしりと重い豆大福。どんどん買われていく傍、お店の奥で作ったできたてが次々と運ばれてきます。春の日差しの中、桜を眺めながらいただいた豆大福は飾らないシンプルな美味しさで食べ応え満点。こちらを超える大きさの豆大福にはなかなか出会えないのではないでしょうか。赤羽土産におすすめな、歓声間違いない一品です。

    伊勢屋

    伊勢屋 伊勢屋

    行列に惹かれてお店を覗くと、ショーケースにはおいしそうな和菓子屋が整然と並んでいました。お客さんのお目当ては、こし餡と粒餡が選べるずっしりと重い豆大福。どんどん買われていく傍、お店の奥で作ったできたてが次々と運ばれてきます。春の日差しの中、桜を眺めながらいただいた豆大福は飾らないシンプルな美味しさで食べ応え満点。こちらを超える大きさの豆大福にはなかなか出会えないのではないでしょうか。赤羽土産におすすめな、歓声間違いない一品です。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・北区赤羽1-17

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