森下
都営新宿線 森下駅

高橋商店街高盛会(深川芭蕉通り)

商店街一覧

一句「葉桜の行きつく先に魚泪」おそまつ。

松尾芭蕉が「奥の細道」へと旅立ったのは、
三百余年前の今日。
僕は奥州とはいかず、芭蕉が出立した地である
深川へ向かうことにした。
都営地下鉄の森下駅を地上に出て、
目の前を通る清澄通りを南へ歩いて行く。
四車線の通りの左右には商店が連なっている。
しばらく歩いて行くと右手の道に桜並木が現れた。
通りには桜の深い緑が濃い影を落としている。
並木道の入り口には「深川芭蕉通り」の案内板がある。
迷う事無く右へ折れて桜の下を歩いて行く。
ポツリポツリと飲食店の看板があるが、
通りにはマンションや住居が目立つ。
常盤二丁目の交差点の手前にキュートな魚のイラストを見つけた。
店の看板には「hage Fishing Tackle Shop Sometimes Coffee & Beer!」
と書かれている。
お洒落な店構えの店内には海釣り用の大型のルアーがたくさん並んでいる。
Hage(ヘイグ)はルアーを中心にした釣具店なのだが、
CoffeeとBeerが楽しめるスペースもある。
ルアーフィッシングに興味が無くても、
色鮮やかなルアーを見ながら喉を潤すにもいい店だ。
店を出ると交差点の向こうに酒店が店を開けていた。
「田口屋」は明治20年の創業。
店構えや店先の外看板に趣がある。
様々な日本酒、ワイン、ウィスキーが並ぶ店内の壁には
「白鶴」「多聞」「菊正宗」などの内看板が掛かっている。
これらも80年近い歴史がある看板だ。
「田口屋」では角打ちもやっている。
外の剣菱の樽酒の樽は角打ち客用の椅子代わりだ。
「エビス」も「山崎」も「高清水」も「ワイン」も全て税込み400円。
田口屋は左党にはもってこいの店だ。
田口屋の四代目に聞くと、
深川芭蕉通りは「高橋商店街高盛会」という商店街なのだと教えてくれた。
深川芭蕉通りと清澄通りの一部を含んでいて、
今は20店舗ほどが営業を続けているとのことだ。
田口屋の向かいにはハンバーガーショップの
「Burgers & Fries Sakura_Saku」が営業中。
店の一番人気はクラシックチーズバーガーだ。
今日のランチはハンバーガーに決定かな。
さらに先へ行くと萬年橋北の交差点の角に
「深川芭蕉そば」の幟を揺らす立ち食いそば店が店を開けていた。
その先のどんつきは隅田川。
近くには芭蕉稲荷神社と芭蕉庵跡の史跡がある。
川縁の片隅に「草の戸も住替る代ぞ雛の家」があったのだ。
今は雛人形ではなく、お稲荷さんがちょこんと佇んでいる。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

商店街。MAP

  • ●住所
     ・江東区常盤

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