蔵前
都営大江戸線 蔵前駅

蔵前おもちゃ問屋街

商店街一覧

フィギュア、花火、凧、駄菓子、心躍る玩具が満載。

以前、商店街の「鳥越おかず横丁」を散策した帰り道、
蔵前まで足を延ばしたことがあった。
その際に気になったのが江戸通りにある「おもちゃ問屋街」だ。
江戸通りは都営浅草線の蔵前駅を出ると目の前にある。
まずは通りを一回りすることに。
通りには玩具問屋と同じくらいの数の洒落たCAFÉやBARが並んでいる。
新しい店構えのCAFÉでは青い目の旅行者がランチを楽しむ姿が見える。
美味しそうなメニューが並ぶCAFÉにそそられるが、
今日の目的は玩具問屋だ。
最初に訪ねた玩具問屋は蔵前一丁目交差点近くの「山縣商店」。
店の主役は花火とブリキの玩具。
店の人に訊ねると「山縣商店」の創業は大正3年。
一度絶滅した国産線香花火を復活させたのはこの「山縣商店」だ。
今夏はその純国産線香花火「大江戸牡丹」を楽しんでみなくては・・・。
次に入った店は「宮森健之商店」。
こちらは明治23年の創業。
当初は煙草などと共に小さな玩具を扱っていたそうだ。
今、「宮森健之商店」ではフィギュアを中心に様々な玩具を扱っている。
こちらの店は小売りをしていないので
店先のショーウィンドウに飾られたフィギュアを見て楽しんで欲しい。
ビルの側面に大きく「コモリヤ」と記されているのは「小森屋商店」。
店の入り口近くの棚には大型の玩具が所せましと並んでいる。
店の中に入って行くと何やら懐かしい匂いがしてきた。
店主に聞くと店の奥には駄菓子が並んでいるとのことだ。
「小森屋商店」は、駄菓子やベーゴマなどの懐かしい玩具、
お祭りの「すくいどり」の景品、くじ引き、プラモデル、
スポーツ玩具等々、多種多様なおもちゃを扱っている。
小売りもしているが駄菓子などは箱単位での販売だ。
僕は思わず「あんずボー」の箱に手が伸びた。
「木村由一商店」では、凧、雛人形、鯉幟などの時期に特化した品物、
いわゆる際物を販売していて、
江戸通りの一本裏の御蔵前通りにある「立沢商店」は、
提灯やモールなどの装飾用品の店だ。
他にも個性豊かな店々が通りに並んでいる。
蔵前おもちゃの問屋街にある店たちは、
扱う商品にそれぞれ特色があるので
ウィンドウショッピングをしていても飽きることが無い。
子供の頃に来ていたら、店先から離れず、
駄菓子を箱で買ってくれと親にせがんでいただろうな・・・。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 小森屋商店

    小森屋商店

    大正3年創業の玩具問屋。創業当初は駄菓子と小型玩具を扱っていたが、今は駄菓子、くじ引き、イベントや祭り用品、プラモデル、大型玩具まで、何でも揃うおもちゃのデパートだ。小売りもしているが駄菓子などは箱単位での販売になる。小森屋商店は駄菓子の大人買いができる夢のような店舗だ。

    小森屋商店

    小森屋商店 小森屋商店

    大正3年創業の玩具問屋。創業当初は駄菓子と小型玩具を扱っていたが、今は駄菓子、くじ引き、イベントや祭り用品、プラモデル、大型玩具まで、何でも揃うおもちゃのデパートだ。小売りもしているが駄菓子などは箱単位での販売になる。小森屋商店は駄菓子の大人買いができる夢のような店舗だ。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・台東区蔵前2丁目6

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