東中野
中央線(各駅停車) 東中野駅

東中野本通り共栄会

商店街一覧

なぜ「街てく」するのか?そこに商店街があるからさ。

盂蘭盆会が終わっても、まだまだ残暑が厳しい。
そんな日差しの中、今日訪れたのは東中野駅。
駅の東口を出ると目の前に「東中野本通り共栄会」
と書かれたフラッグを下げた街路灯があった。
商店街は駅から北へと続いている。
通りを歩き始めて、まず目に入ってきたのは
「宝石 メガネ 時計 イシカワ」の看板。
キュートなカタカナ書体に惹かれて
石川時計店の店内へ足を運ぶ。
店では店主がテレビで高校野球を観戦中。
画面では球児たちが準決勝を闘っている。
店内を見回すと壁には山岳写真がビッシリ。
話を聞くと店は昭和9年創業で、店主は二代目。
二代目はこれまで山登りと時計職人の
二足の草鞋を通してきたそうだ。
壁の写真には雪が残る北穂高の壁に挑む店主の姿もある。
ピンセットや精密ドライバーで
時計を修理する時計職人にとって指先は命。
雪山では凍傷にとても気をつけたそうだ。
石川時計店は商店街で一番の古株。
商店街のことを店主に聞くと
「東中野本通り共栄会」は昭和24年から活動していて、
今も夏と冬にサマーセールとウィンターセールを実施している。
賞品が豪華なので近隣のお客が福引に列をなす。
あまりの暑さに夏のセールでは
急遽冷たい水を列に並ぶ人たちに振る舞ったそうだ。
石川時計店を出て先へ進むと生花店が営業中。
店先の緑と色鮮やかな花たちが涼を運んでくれる。
先に進むと歴史のありそうな金物店がシャッターを上げていた。
駅前の商店街なので通りには飲食店が目立つのだが、
チェーン店はあまり見かけない。
商店街の終わり近くまで行くと茶舗の看板があったのだが
シャッターは下りていた。
踵を返して駅の方に戻ると横道に
「昭和の街 ムーンロード」のサインボードが出ていた。
細い路地に入って行くと
再開発の途中なのか路地には白い壁が続いている。
壁にはグラフィティの文字たち。
昭和の街の大半は令和の空き地になっている。
奥まで行くとかろうじてシャンソンの店やダーツバーが看板を出していた。
仕方が無いことだが、この店たちも新しく開発されていくのだろう。
山好きの時計店主で思いだしたのだが、
僕は大学入学当初、山岳サークルに入ろうとしたことがあった。
軽い気持ちで入ったら、
数年前に遭難者も出している本格的なサークルだった。
当時僕は山とは真逆のサーフィンに熱中していたこともあり、
新歓コンパ以降山岳サークルの部室へ足を運ぶことは無かった。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

商店街。MAP

  • ●住所
     ・中野区東中野5丁目3−3

コメント

*が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

トップへ
街てく。