街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

戸越

東急大井町線　戸越駅

戸越公園中央商店街

商店街一覧

9月も3週目だというのにまだまだ暑い。
今日は東急大井町線の戸越公園駅に来た。
改札を出ると目の前にあるのが戸越公園中央商店街だ。
商店街は南北に150m程。
北の先には宮前商店街、
南の先には戸越公園駅前南口商店会がある。
さらに南は、以前訪れた「ゆたか商店会」に通じている。
全ての商店街を合わせると1kmもあるのではないだろうか。
戸越公園中央商店街の南と北の入り口には、
木の葉とハトをモチーフにした大きなアーチがある。
時計と風見鶏まで設置された、
ほのぼのとしたアーチに書かれているのは
「とごし公園通り」の大きな文字。
時間や風向のみならず、近くに戸越公園があるのが
子どもにもわかるてんこ盛りの優しさだ。
通りを歩くと街路灯の電球の傘はテッポウユリのようで可愛らしい。
祭りでも近いのだろうか、紅白の提灯がたくさん下げられている。
ここはノスタルジック満載の商店街だ。
短い通りにある物販の個店は、青果店、靴店、
洋品店、パン店、文具店など。
話を聞いた「ことぶきベーカリー」には
北海道産小麦100％のさまざまなパンが並んでいる。
店先の黒板には「夏季限定アイスメロンパン」とチョークで板書。
この暑さ、心惹かれるメロンパンだ。
通りの中程にある高村商店は、昭和12年創業の文具店。
サンシェードに描かれたハサミや鉛筆のイラストがキュートだ。
間口も広く奥行きもある店には様々な文具が並んでいる。
ペンの種類も豊富で、カラフルな色合いのペンは
近所の小学校や中学校の女の子たちに人気があるのではないだろうか。
高村商店の店主に聞くと、
10月にはハロウィンのイベントを実施するそうだ。
仮装した子どもたちにお菓子を配るイベントは、
商店街の秋の恒例だ。
店主によると商店街の道路は拡張される予定とのこと。
将来は戸越公園中央商店街の良い感じの
“ほのぼの感”も失われてしまうのかもしれない。
帰りに戸越公園に寄ってみた。
元は肥後藩の下屋敷だった公園は
江戸時代の庭園の雰囲気を色濃く残していた。
時代の流れで区画整理や道路の拡張も仕方がないのだが、
この商店街の雰囲気を出来る事なら残してほしいものだ。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

ことぶきベーカリー

3年ほど前にオープンしたベーカリー。店に並ぶパンに使われている小麦は北海道産100％。お昼近くには客足が絶えない人気のベーカリーだ。メロンパンは「メロンパン」と「紅茶メロンパン」の2種類。カレーパンも「オリジナルカレーパン」と「焼きカレーパン」の2種類。どれも店で人気のパンだ。他にもサンドイッチやコロッケパンなどの総菜パンの種類も多彩。週替わりメニューもあり、毎日食べても飽きがこない豊富な種類のパンがラインナップされている。

ことぶきベーカリー

3年ほど前にオープンしたベーカリー。店に並ぶパンに使われている小麦は北海道産100％。お昼近くには客足が絶えない人気のベーカリーだ。メロンパンは「メロンパン」と「紅茶メロンパン」の2種類。カレーパンも「オリジナルカレーパン」と「焼きカレーパン」の2種類。どれも店で人気のパンだ。他にもサンドイッチやコロッケパンなどの総菜パンの種類も多彩。週替わりメニューもあり、毎日食べても飽きがこない豊富な種類のパンがラインナップされている。