仲御徒町
山手線 仲御徒町駅

末広会商店街

商店街一覧

時計の針が逆回りをしたような通りを見つけた。

仲御徒町駅を地上に出ると、
目の前にあるのは車が雑多に行き交う昭和通り。
頭の上には高速道路とビル群が連なっている。
昭和通りの少し先の路地を曲がると空が広くなった。
その通りには二階建ての長屋や
緑青を吹いた銅板の壁の家が並んでいる。
足元には奇麗に引き詰めらたレンガ。
通りの名はすえひろレンガ通り。
ここにあるのが末広会商店街だ。
通りを歩くと横道に「焼売・餃子」の手書きの文字を見つけた。
店は精肉店の「上原商店」。
戦前からこの地で商いを続けている。
レンガ通りを先に進むと豆の卸と小売りの「但馬屋」。
落花生を中心に扱っている店の創業は大正5年だ。
「藤本商店」の外観は青果店なのだが、店内には肉や魚の他、
様々な食材が並ぶミニスーパーと言ったところ。
街に無くてはならない食料品店。
通りの中程にあるのは「ふくはら酒店」。
日本酒とワインの品揃えは圧巻。
特に日本酒は日本各地の名酒を取り揃えている。
こちらも100年以上続く老舗。
三軒先の「くすり浅野」も100年以上続く薬局だ。
レンガ道の終わり近くにあるのは、
昭和4年創業で鰹節の卸と小売りをしている「安藤鰹節店」。
店では毎日大量の鰹節を削っていて、
店内は鰹節の良い香りに満ちている。
古い街並みの中、長い時を刻んだ店たちは
時代の流れに負けない品々とサービスと人柄を揃えている。
すえひろレンガ通り以外にも、
地域には古い建物を散見することができる。
くすり浅野のご主人に聞くと、
戦時中にはこの地域にも焼夷弾が3発落ちたのだが、
街の人たちが燃え広がるのを必死に防いだそうだ。
市井の名もない人たちが街を護ったのだ。
諸行無常は世の常だが、
なるべく、なるべく、長い間残って欲しい街並みだ。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 藤本商店

    藤本商店

    店先には瑞々しい果物や野菜が並び、店内では青果の他、肉や魚や刺身や卵や豆腐や調味料など、様々な食材を販売している。青果店かと思った藤本商店は街のミニスーパーだ。有機野菜、浅草のペリカンパン、墨田区の桑原ハムまで置いている。日替わりで手作り総菜も販売していて、買い物が不自由なご近所の人たちには配達のみならず希望のおかずを作るサービスまで実施している。二代目と三代目の人柄が商品にまで現れた、とっても優しい店なのだ。

    藤本商店

    藤本商店 藤本商店

    店先には瑞々しい果物や野菜が並び、店内では青果の他、肉や魚や刺身や卵や豆腐や調味料など、様々な食材を販売している。青果店かと思った藤本商店は街のミニスーパーだ。有機野菜、浅草のペリカンパン、墨田区の桑原ハムまで置いている。日替わりで手作り総菜も販売していて、買い物が不自由なご近所の人たちには配達のみならず希望のおかずを作るサービスまで実施している。二代目と三代目の人柄が商品にまで現れた、とっても優しい店なのだ。

  • ふくはら酒店

    ふくはら酒店

    100年以上続く酒店の暖簾を守るのは三代目と四代目。杉玉が下がった扉の中には数多の日本酒の瓶が並ぶ並ぶ並ぶ。北海道から沖縄まで日本各地の日本酒が揃っている日本酒の専門店だ。三代目に聞くと扱っている日本酒は数えきれないという。店の奥には地下へ続く階段がある。そこはワインセラー。棚にはマキコレワイン。日本酒もワインも、酒好きにはたまらない店だ。

    ふくはら酒店

    ふくはら酒店 ふくはら酒店

    100年以上続く酒店の暖簾を守るのは三代目と四代目。杉玉が下がった扉の中には数多の日本酒の瓶が並ぶ並ぶ並ぶ。北海道から沖縄まで日本各地の日本酒が揃っている日本酒の専門店だ。三代目に聞くと扱っている日本酒は数えきれないという。店の奥には地下へ続く階段がある。そこはワインセラー。棚にはマキコレワイン。日本酒もワインも、酒好きにはたまらない店だ。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・台東区台東3丁目

コメント

*が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

トップへ
街てく。