街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

新小岩

総武線（各駅停車）　新小岩駅

新小岩小松通り会

商店街一覧

新小岩駅の近辺には大小複数の商店街がある。
駅の南口を出て平和橋通りを南へ少し行くと
左手に「新小岩小松通り会」と大きく書かれた看板が出てきた。
通りにはレンガが引き詰められている。
街路灯にはキャプテン翼のイラストが描かれたフラッグ。
駅前と比べると人通りは少ないが、
落ち着いて通りを散策することができる。
商店街の入り口の少し先に、賑わいを見せるパン店があった。
国産小麦を使った無添加のパンが人気のOrjuだ。
先月の人気NO.1はチーズたっぷりのクワトロチーズ。
通りの中程にある金子屋食品は、
毎日無添加の総菜を30種類近く作っている。
こちらの人気は不動のうずら豆。
少し先にある花ふじには、ご夫婦手作りのアレンジ花が並んでいる。
お正月はたくさんのアレンジ花が店先を彩る。
隣の藤屋では女将さんが備長炭を使って
一枚一枚手焼きで煎餅を焼いている。
店先に架かった藍色の暖簾には下り藤の家紋と新小岩藤屋の文字。
明治時代から使い続けているガラスの大きな丸い瓶に煎餅が詰まっている。
先に進むと青果店に漬物樽を発見。
宇野青果店の人気は自家製の漬物と梅干。
今日は、白菜の漬物と沢庵が店に並んでいた。
この味を求めて遠くから足を運ぶ客も多い。
通りの終わり近くで珍しい自動販売機を見つけた。
メイドイン葛飾の商品を販売する自販機だ。
カエルの形をしたボトルキャップオープナー「あけてケロン」や
南極観測船「しらせ」で食べられているカレールーなど、
葛飾区の下町工場が作る様々な製品が売られている。
自販機があるのは三栄美術印刷の店先。
店主はアイデアマンで、地域や商店街の活性化を日夜考えている。
キャプテン翼のフラッグも南葛FCとコラボレーションして、
どの商店街よりも先駆けて商店街に架けたそうだ。
新小岩小松通り商店街には、
ここでしか手に入れることができない様々な手作り製品がある。
作り手の顔が見える商品は安心の印だ。
店主と話しをしながら、その手が作った商品を買う。
この楽しみも商店街の大きな魅力の一つだ。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

金子屋食品

昭和32年創業の食料品店。もとは乾物を中心に扱っていたが、今は手作り総菜が人気の店だ。煮魚、焼魚、煮物、揚物、おでん、焼きそば、サラダなどなど、今日の店には30近い総菜が並んでいた。一番人気は「うずら豆」。おにぎりは90歳を過ぎた初代の女将さんが作っている。二代目に聞くと仕込みは前日の午後から始めるそうだ。昔からの常連客が多いのだが、小さな子供を連れた若いお母さんも無添加の総菜を求めて来店してくる。きんぴらを買っているお客さんが「家は少し遠いのだが金子屋食品の総菜が美味しくて、よく利用している」と教えてくれた。

金子屋食品

昭和32年創業の食料品店。もとは乾物を中心に扱っていたが、今は手作り総菜が人気の店だ。煮魚、焼魚、煮物、揚物、おでん、焼きそば、サラダなどなど、今日の店には30近い総菜が並んでいた。一番人気は「うずら豆」。おにぎりは90歳を過ぎた初代の女将さんが作っている。二代目に聞くと仕込みは前日の午後から始めるそうだ。昔からの常連客が多いのだが、小さな子供を連れた若いお母さんも無添加の総菜を求めて来店してくる。きんぴらを買っているお客さんが「家は少し遠いのだが金子屋食品の総菜が美味しくて、よく利用している」と教えてくれた。
藤屋

草加の地で明治時代に創業した煎餅店。新小岩に移って65年。今は米寿になる四代目の女将さんが備長炭を使って一枚一枚手焼きで煎餅を焼いている。店には創業時から使い続けている丸いガラスの瓶が23個、その中には全て違う種類の煎餅が入っている。もちろん全部女将さんの手作りだ。人気は一枚60円のシンプルな手焼きせんべい。僕も購入して早速味見。硬すぎずサクッとした噛み応え。醤油は薄味で、何枚でも食べられる美味しさ。

藤屋

草加の地で明治時代に創業した煎餅店。新小岩に移って65年。今は米寿になる四代目の女将さんが備長炭を使って一枚一枚手焼きで煎餅を焼いている。店には創業時から使い続けている丸いガラスの瓶が23個、その中には全て違う種類の煎餅が入っている。もちろん全部女将さんの手作りだ。人気は一枚60円のシンプルな手焼きせんべい。僕も購入して早速味見。硬すぎずサクッとした噛み応え。醤油は薄味で、何枚でも食べられる美味しさ。