街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

立会川

京浜急行電鉄線　立会川駅

桜新道共栄会

商店街一覧

京浜急行線立会川駅のすぐ西には第一京浜国道が通っている。
その一国を渡って立会川沿いに少し歩くと桜新道に出る。
その一方通行の通りにある商店街が桜新道共栄会だ。
商店街には豆腐店、洋品店、鳥肉専門店、青果＆生花店、
自転車店、酒店、米店、茶舗などの物販の個店がある。
茶舗萬寿園のご主人に聞くと、最盛期は100件以上の店舗があり、
大井町や大森や競馬場方面からも
多くの買い物客が来て商店街はとても賑わっていたそうだ。
以前は、通りにある浜川公園で
花見のイベントなども長年続けていたのだと教えてくれた。
通りに面した小学校から子供たちの歌声が聞こえてくる。
浜川公園ではお母さんたちが小さな子供を遊具で遊ばせている。
萬寿園の前を保育園の子供たちがアヒルの行列よろしく歩いて行く。
自転車店の松原商会の店主が子供用自転車のパンクを直している。
大渕米穀の店先には零れた米粒目当てに雀が集まっている。
鳥肉専門店の鳥新では子供たちも大好きな焼き鳥を焼いている。
店主に聞くと一日に数百本焼くそうだ。
恩田青果店の女将さんが、60年育て続けている糠床に胡瓜を入れている。
桜新道共栄会には、いつもの暮らしの愛おしさが溢れている。
青果店の女将さんは90歳を超えている。
毎日何回も糠床をかき混ぜている。
僕は最後の晩餐には、母の漬けた糠漬けと椎茸と牛蒡と
人参の入った混ぜご飯が食べたいのだが、
母がいない今は、その晩餐は叶わない。
女将さんの糠漬けは、母の味に近いのかもしれないな。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

萬寿園

お茶と海苔の店なのだが、店先には自慢の静岡茶と海苔の他に煎餅などの菓子類や大森山王にあるパン店のパンまで並んでいる。静岡出身の店主は今の時期、故郷の親類から蜜柑まで取り寄せて販売しているのだ。もう一つ、店主の自慢は三味線。様々なイベントで演奏を披露している。地域の催事では、お茶の販売時に三味線の音色を響かせて来場者を楽しませているのだ。

萬寿園

お茶と海苔の店なのだが、店先には自慢の静岡茶と海苔の他に煎餅などの菓子類や大森山王にあるパン店のパンまで並んでいる。静岡出身の店主は今の時期、故郷の親類から蜜柑まで取り寄せて販売しているのだ。もう一つ、店主の自慢は三味線。様々なイベントで演奏を披露している。地域の催事では、お茶の販売時に三味線の音色を響かせて来場者を楽しませているのだ。
ウチダ洋品店

なんとなく可愛らしい「ウチダ洋品店」の看板に惹かれて入った婦人服の店。気さくな女将さんが切り盛りする小さな店だ。今は暖かそうな冬物の衣類がたくさん並んでいた。店ではすぐ近くの小学校の体操着なども販売している。元気な子供たちが着続けられる丈夫な品質が自慢だ。

ウチダ洋品店

なんとなく可愛らしい「ウチダ洋品店」の看板に惹かれて入った婦人服の店。気さくな女将さんが切り盛りする小さな店だ。今は暖かそうな冬物の衣類がたくさん並んでいた。店ではすぐ近くの小学校の体操着なども販売している。元気な子供たちが着続けられる丈夫な品質が自慢だ。