街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

雑色

京浜急行電鉄線　雑色駅

太平通り商店街

商店街一覧

今日、訪れたのは僕の一番馴染みのある商店街、
太平通り商店街だ。
育った家から歩いて15秒の場所にある。
最寄り駅は京浜急行の雑色駅。
子供の頃には肉、魚、青果の生鮮三品の店はもちろん、
豆腐店、履物店、米店、酒店、写真店、貸本＆駄菓子店、
文房具店、化粧品店、畳店、洋品店などがあり、
夕方などは賑わいを見せていたのだが、
今在るのは昔からある理髪店が
2店舗と銭湯、自転車店、仕立て屋、
新しくできたエンターテイメントウエアの店とヘアーサロン、
それと数店の飲食店くらい。
同級生の家が開いていたお菓子屋も、もう無い。
もつ焼きの名店三平も数年前に閉店してしまった。
以前から存在は知っていて気になっていた
エンターテイメントウエアの店に足を踏み入れると、
そこは摩訶不思議な空間だった。
店主手製のウエアはとにかく個性的で、
飾られている装飾品も多種多様で見ているだけで楽しい。
今にも魔法使いが出てきそうな雰囲気の店だ。
昔は近所に四軒の銭湯があったのだが、
今、営業しているのは通りに在る太平湯だけになってしまった。
銭湯のご主人によると太平湯があったから
通りの名称が太平通りになったそうだ。
嬉しいことが一つ。
惜しまれながら閉店した三平の焼き場を担っていた人が
通りの近くにもつ焼き店を開店した。
名店の味を継承している店だ。
そして悲しいことも一つ。
学校帰りにプラッシーをご馳走になったり、
年末には軽トラの荷台に乗って餅の配達を手伝った米店が
数か月前に閉店してしまった。
お米屋のお兄さんと呼んでいた店主が急逝してしまったのだ。
通りは寂しくなったが、ここに来れば太平湯で汗を流して、
もつ焼き片手に1リットルの大生ビールを飲むことができる。
これこそ至福の瞬間だ。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

太平湯

昭和31年創業の銭湯。男湯には富士山、女湯には連峰のペンキ絵が描かれ、男湯と女湯の境には岬の灯台のタイル絵がある。雄大なペンキ絵には2020.4.22 ナカジマのサインが入っていた。可愛らしいタイル絵は昭和41年に作られた年代物。湯船はジェット、電気、岩盤泉など多彩だ。熱い湯は43～44度、温い湯は42度の設定。無料のスチームサウナがあるのも嬉しい。

太平湯

昭和31年創業の銭湯。男湯には富士山、女湯には連峰のペンキ絵が描かれ、男湯と女湯の境には岬の灯台のタイル絵がある。雄大なペンキ絵には2020.4.22 ナカジマのサインが入っていた。可愛らしいタイル絵は昭和41年に作られた年代物。湯船はジェット、電気、岩盤泉など多彩だ。熱い湯は43～44度、温い湯は42度の設定。無料のスチームサウナがあるのも嬉しい。
危機裸裸商店

3年前にこの地にオープンしたエンターテイメントウエアの店舗。店内には店主手作りの一点物の帽子やウエア、バッグが所狭しと並んでいる。装飾も個性的で一歩足を踏み入れると不思議空間に魅了されること間違いなし。ウエアは舞台やイベントなどでも多く利用されているそうだ。近くには、店主のご主人がカットしてくれる危機裸裸珈琲店Hair Salonも開店。一度行ってみて欲しい、危機裸裸商店は、とにかく楽しい空間だ。

危機裸裸商店

3年前にこの地にオープンしたエンターテイメントウエアの店舗。店内には店主手作りの一点物の帽子やウエア、バッグが所狭しと並んでいる。装飾も個性的で一歩足を踏み入れると不思議空間に魅了されること間違いなし。ウエアは舞台やイベントなどでも多く利用されているそうだ。近くには、店主のご主人がカットしてくれる危機裸裸珈琲店Hair Salonも開店。一度行ってみて欲しい、危機裸裸商店は、とにかく楽しい空間だ。