森下
都営大江戸線 森下駅

森下商店街

商店街一覧

地下鉄の階段を駆け上がると、三番組の纏がお出迎え。

都営地下鉄の森下駅を出ると目の前にあるのが森下商店街だ。
清澄通りと新大橋通りの交差点には、
纏を模した立派な街路灯が四つ。
江戸時代の火消しが使った纏をオブジェにするとは、
さすがチャキチャキの下町だ。
通りには時代を感じさせる呉服店や壁一面のポスターが目を惹く楽器店、
屋号が可憐な化粧品店「乙女や」などの物販の個店が営業している。
今日は定休日らしくシャッターが下りているが、
そのシャッターに黄色い文字で大きく
「元祖カレーパン」と書かれているパン店もある。
商店街に目立つのは飲食店だ。
中でも、明治30年創業のさくら鍋の「みの家」は、風情満載。
その店構えは、風格さえ漂わせている。
競馬好きの友人は、馬肉は食べないと言っていたが、
誘ってみようかな、彼には玉子焼きでも食べていてもらおう。
居酒屋好きに知らない者はいない「山利喜」も、ここ森下商店街にある。
煮込みで一献といきたいが、昼前なので今日はガマン。
商店街の近くには、深川神明宮が鎮座している。
「深川」という地名の起こりは、この地にあるそうだ。
商店街の街路灯のフラッグにも
「深川名物 もりした朝顔市」と記されている。
商店街の事務所に貼られているポスターを見ると
今年は毎年恒例の夏のイベント「朝顔市」を開催するようだ。
これまで、様々に我慢を続けて来たけれど、
少しずつ、一歩ずつ、日常が戻ってきている。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

商店街。MAP

  • ●住所
     ・江東区森下2丁目1−3

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