早稲田
東西線 早稲田駅

早稲田大学南門通り商店会

商店街一覧

春、新しい夢と希望が通る道。

都の西北、早稲田に来た。
東京メトロ東西線の早稲田駅の階段を上がると目の前にあるのが早稲田通り。
早稲田大学方面に歩き出すと左前方に穴八幡宮の赤い鳥居が見える。
鳥居のある馬場下町の交差点を右に入る通りが早稲田大学南門通り商店会だ。
通りは緩やかな下りの坂道で、道は曲がりくねっている。
複数のお寺があるので、この道はきっと昔からあるのだろう。
歩道にはレンガが敷き詰められていて、
モダンな街路灯には「Waseda」「Nammon」の飾りつけがあり、
お洒落な雰囲気を醸し出している。
少し進むと古書店があった。
流石、学生街の商店街だ。
店内には本がうず高く積み上げられている。
数多の学生が利用するのだろう、通りには飲食店が多い。
昔からある喫茶店や洋食店が健在なのも嬉しい。
今は、入学試験の時期なので、学生たちは春休み。
通りに学生の姿を見かけることは少なかった。
商店街には、可愛らしい雑貨店と
年季の入った木のドアが歴史を物語る時計店があった。
雑貨店の前では、早稲田の学生らしい女の人が品物を見ていた。
時計店には早稲田大学御指定の文字。
時計店の斜向かいの洋品店にも早稲田大学指定の看板がある。
残念ながら洋品店はもう営業していないようだ。
この直ぐ先は早稲田大学のキャンパスだ。
目の前には大隈講堂が見える。
どの店も、学生や教職員、大学と共に歩んできたに違いない。
今日は入学試験の日なのだろうか、
大学の門は閉じられていてキャンパスに入ることは出来なかった。
春は桜が美しく、新緑の季節は爽やかで、
暮れにはシャンパンゴールドのイルミネーションが輝く通りなのだと
時計店のお母さんが教えてくれた。
その桜の花の下を通ってキャンパスに向かう
希望に満ちた新入生たちの顔を見るのも、あともう少し。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 平山時計店

    平山時計店

    昭和24年創業の店に並ぶのはアンティーク時計の数々。腕時計、懐中時計、置時計、掛時計など、様々な種類の機械式時計が並んでいる。看板に早稲田大学御指定の文字があるように、以前は大学構内にも店を出していて、大学にある時計のメンテナンスも行い、受験時期には各教室の時計の時刻合わせも寸分違わずに行っていた、早稲田大学に馴染みの深い時計店だ。時計の販売だけでなく修理や電池交換などもOK。大学の教職員や学生たちも頻繁に訪れる店だ。

    平山時計店

    平山時計店 平山時計店

    昭和24年創業の店に並ぶのはアンティーク時計の数々。腕時計、懐中時計、置時計、掛時計など、様々な種類の機械式時計が並んでいる。看板に早稲田大学御指定の文字があるように、以前は大学構内にも店を出していて、大学にある時計のメンテナンスも行い、受験時期には各教室の時計の時刻合わせも寸分違わずに行っていた、早稲田大学に馴染みの深い時計店だ。時計の販売だけでなく修理や電池交換などもOK。大学の教職員や学生たちも頻繁に訪れる店だ。

  • switch

    switch

    2007年に代官山で創業した雑貨店。2010年からは、ここ早稲田大学南門通り商店会で営業を続けている。店に並ぶ全ての商品は店主が自らの目で見てセレクトした品物だ。食品、アクセサリー、キッチン用品、アパレルなど多彩な商品が店に溢れる。学生はもちろん、ご高齢の婦人から小さな子供まで幅広いファンを持つ店だ。ここに来て気分を切りかえてもらいたい。それが店名「switch」の由来。

    switch

    switch switch

    2007年に代官山で創業した雑貨店。2010年からは、ここ早稲田大学南門通り商店会で営業を続けている。店に並ぶ全ての商品は店主が自らの目で見てセレクトした品物だ。食品、アクセサリー、キッチン用品、アパレルなど多彩な商品が店に溢れる。学生はもちろん、ご高齢の婦人から小さな子供まで幅広いファンを持つ店だ。ここに来て気分を切りかえてもらいたい。それが店名「switch」の由来。

  • ブックス ルネッサンス

    ブックス ルネッサンス

    2002年創業の古書店。店内には多種多様な本が並んでいる。書架に入りきらずに通路にまで高く積まれている。創業当初は映画や演劇などのサブカルチャー系の古本を中心に扱っていたが、店主の「来る者は拒まず」の精神で、客が売りに来る本を買い取っていたらいつしか多彩なジャンルの本が並ぶ店になった。客は早稲田の学生や教職員も多い。昔は故郷に帰る切符を買うために大切な本を売りに来る学生もいたそうだ。

    ブックス ルネッサンス

    ブックス ルネッサンス ブックス ルネッサンス

    2002年創業の古書店。店内には多種多様な本が並んでいる。書架に入りきらずに通路にまで高く積まれている。創業当初は映画や演劇などのサブカルチャー系の古本を中心に扱っていたが、店主の「来る者は拒まず」の精神で、客が売りに来る本を買い取っていたらいつしか多彩なジャンルの本が並ぶ店になった。客は早稲田の学生や教職員も多い。昔は故郷に帰る切符を買うために大切な本を売りに来る学生もいたそうだ。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・新宿区西早稲田1丁目1

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