等々力
東急大井町線 等々力駅

等々力商店街

商店街一覧

渓谷の横には、老若男女のお洒落とお腹を満たす通りがある。

東急大井町線の等々力駅近くには、
東京23区内で唯一の渓谷である等々力渓谷がある。
渓谷と並行してあるのが等々力商店街。
商店街は駅を出ると踏切を挟んで南北に延びている。
駅を出て近くのポールを見上げると、
上からボクシンググローブを付けた
トドのゆるキャラ「とどロックー」が道行く人たちを見守っている。
通りを北へ進むとすぐにあるのが肉の吉野家。
ショーケースには揚げ物を中心に20種類ほどの総菜が並んでいる。
人気は定番のコロッケとメンチカツだ。
交差点を渡ると和菓子店八洲があり、
その先にはピンクの看板が目を引くサカエヤ洋品店。
サカエヤ洋品店は元々呉服店で、100年以上の歴史を持つ老舗だ。
ご近所のご婦人たち御用達の店で、ある女優も贔屓にしている。
店では近隣の中学・高校の制服も扱っていて、
春先が一番の繁忙期とのことだ。
さらに先に進むと道は緩やかな上り坂になる。
店舗は少なくなってくるが、
緑色の街路灯が続いているのでまだまだ商店街だ。
しばらく行くと懐かしさを感じるパン店が現れた。
店の名前はブーランジェ ムラカミ。
ブーランジェはフランス語でパン職人のこと。
店に入ると美味しそうなパンがずらりと並んでいる。
コロッケやタマゴなどをはさんだ調理パンの種類が豊富だ。
中でも月見トーストに僕は目を奪われた。
次は通りの南側を散策。
駅からすぐの路地に洋裁付属・和装小物の店モリタがあった。
店には色とりどりの糸や毛糸、布やボタンなどがたくさん並んでいる。
メインの通りに戻ると、お洒落な洋品店があった。
eggnogに並ぶのはもう秋冬物の洋服だ。
さらに南へ行くと左手に入る道に気になる
Wのロゴが描かれたサインボードを発見。
店には色鮮やかな小さな服が飾られている。
W THE STOREは子供服の店。
店に並ぶのはスペインを中心にヨーロッパンから仕入れてきた子供服だ。
メインの通りに戻って先に進むと、こちらも店舗が少なくなってきた。
しばらく行くと趣ある木造の二階家があった。
看板には渡部薬局幸運堂と記されている。
なんとなく幸せな気分にしてくれる屋号だ。
帰りに等々力渓谷に寄ろうとしたのだが、
残念なことに遊歩道への立ち入りが禁止されていた。
仕方がない、コロッケでも買って帰ることにしよう。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • ブーランジェ ムラカミ

    ブーランジェ ムラカミ

    創業から50年以上のパン店。その味を守るのは二代目とお母さん。店の棚にはたくさんの種類のパンが並んでいるが、中でも目を引くのは調理パンの多さだ。様々なサンドイッチ、コロッケや鳥なんばんやハンバーグなど、多彩な具材をはさんだ調理パンが等々力の人たちのお腹を支えている。

    ブーランジェ ムラカミ

    ブーランジェ ムラカミ ブーランジェ ムラカミ

    創業から50年以上のパン店。その味を守るのは二代目とお母さん。店の棚にはたくさんの種類のパンが並んでいるが、中でも目を引くのは調理パンの多さだ。様々なサンドイッチ、コロッケや鳥なんばんやハンバーグなど、多彩な具材をはさんだ調理パンが等々力の人たちのお腹を支えている。

  • W THE STORE

    W THE STORE

    2018年に創業した子供服の店。店に並ぶのはスペインを中心にヨーロッパンから仕入れてきた子供服だ。鮮やかな色合いの小さな服たちは、子供たちが普段着るのにうってつけ。外で遊んだり、汚したりすることを前提に、店主は年に2回、ヨーロッパへ子供服を探しに行っている。

    W THE STORE

    W THE STORE W THE STORE

    2018年に創業した子供服の店。店に並ぶのはスペインを中心にヨーロッパンから仕入れてきた子供服だ。鮮やかな色合いの小さな服たちは、子供たちが普段着るのにうってつけ。外で遊んだり、汚したりすることを前提に、店主は年に2回、ヨーロッパへ子供服を探しに行っている。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・世田谷区等々力3丁目6−16 用賀中町通り ブリヤン等々力 302

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