街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

巣鴨

山手線　巣鴨駅

巣鴨地蔵通り商店街

商店街一覧

巣鴨駅を出てすぐの場所で大きなアーチが僕を出迎えてくれた。
アーチの下の通りは旧中山道でもある。
ここは「おばあちゃんの原宿」とも呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街。
アーチをくぐると目立つのは和菓子や煎餅などの菓子店と衣料品店の多さだ。
塩大福で有名な和菓子店には午前中から行列ができている。
「巣鴨で1番のズボン屋」、「ふくろもの」、
「帽子専門の店」「もんぺ・はんてんの越後屋」、「日本一の赤パンツ」等々、
それぞれ店の特徴を記した看板を掲げた衣料品店では
多くのミセスたちが品定めをしている。
商店街の名称の由来でもある
「とげぬき地蔵」の曹洞宗萬頂山高岩寺の前には、
七味唐辛子や耳かきなどの露店が店を出している。
七味を売る香具師に聞くと
店は100年以上前から高岩寺の側で商売をしているそうだ。
「もう四代目くらいですか」と尋ねると、
おじさんは「アルバイトなんだよ」と笑った。
香具師のバイトもあるのだな・・・少し惹かれる。
商店街には、海苔と茶の店舗や花店も複数ある。
お地蔵さんの形に抜かれた海苔を売る「ゑぬき」は、
農林水産大臣賞も受賞している老舗の海苔店。
Atelier Maricaは造花の専門店だ。
おばあちゃんの原宿に、子どもが喜ぶ玩具店を見つけた。
以前は模型専門店だった「ますや」の店内には、
様々なおもちゃの中に鉄道模型のジオラマや大きな模型飛行機が飾られている。
商店街を散策するミセスたちに交じって近所の保育園児が歩いて行く。
肉店の前で小さな女の子が「唐揚げ食べたい」と叫んだ。
地蔵尊は子どもの守り神でもあるのだ。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

ますや

店の真ん中に鉄道模型のジオラマがある玩具店。以前は模型専門店だったことをジオラマと天井から吊るされた飛行機の大きな模型が物語っている。ますやは、模型店の前は洋品店、その前は足袋の店で、明治時代は小石川の徳川家へ絹の足袋を納めていたそうだ。今、小さな店の中ではたくさんのおもちゃたちが子どもが来るのを今か今かと待ち構えている。

ますや

店の真ん中に鉄道模型のジオラマがある玩具店。以前は模型専門店だったことをジオラマと天井から吊るされた飛行機の大きな模型が物語っている。ますやは、模型店の前は洋品店、その前は足袋の店で、明治時代は小石川の徳川家へ絹の足袋を納めていたそうだ。今、小さな店の中ではたくさんのおもちゃたちが子どもが来るのを今か今かと待ち構えている。
ゑぬき

80年以上続く老舗の海苔店。名物「長寿のり」は農林水産大臣賞受賞の逸品だ。店先にはハローキティやミッキーマウス、パンダなどの形に型抜きした海苔が並んでいる。お地蔵さんの形の海苔があるのは、さすが地蔵通り商店街。

ゑぬき

80年以上続く老舗の海苔店。名物「長寿のり」は農林水産大臣賞受賞の逸品だ。店先にはハローキティやミッキーマウス、パンダなどの形に型抜きした海苔が並んでいる。お地蔵さんの形の海苔があるのは、さすが地蔵通り商店街。