街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

荻窪

中央線　荻窪駅

荻窪教会通り商店街

商店街一覧

梅雨が明けた。
観測史上、今年は最速で最短の梅雨らしい。
荻窪駅の改札を出て、ギラリ太陽の下、青梅街道の信号を渡る。
横断歩道の先にスチールの棒を束ねたモメニュメントが陽光を照り返している。
あしらわれている文字は「教会通り」。
通りの奥には天沼教会がある。
モニュメントは教会のパイプオルガンをモチーフにしているのだろうか。
ここ「荻窪教会通り商店街」には、新旧の個性豊かな店が軒を並べている。
昭和23年創業のさとうコロッケ店のショーケースには、
揚げたてのコロッケ、メンチ、とんかつなどが美味しそうに並んでいる。
60年近く続くベビー＆マタニティ用品店キティーには、
可愛らしい服たちが小さなお客さんを待っている。
はちみつ専門店ラベイユでは、80種類以上のはちみつを置いていて、
量り売りもしている。
さくらやま果房の小夏のコンポートには「旬」と書かれたPOP。
通りの左右を見ながらのんびり歩いて、飽きることが無い。
商店街を抜けて少し歩くと井伏鱒二の旧宅がある。
荻窪は、「山椒魚」や「黒い雨」の著者が長年暮らした街だ。
井伏は教会通りも数え切れない位行き来したことだろう。
井伏は、于武陵の漢詩「勧酒」を“「サヨナラ」ダケガ人生ダ”と訳した。
人の一生を考えた時、まさしく人生はサヨナラだけだ。
でも、出逢いが無ければ「サヨナラ」も無い。
今日、僕は荻窪教会通り商店街に出逢えた。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

はちみつ専門店　ラベイユ

1950年創業、教会通りに店を構えて20年以上の「はちみつ」の店。日本のみならずギリシャ、フランス、イタリア、スペインなど、世界12ヶ国80種類以上のはちみつが揃っている。店には荻窪本店限定のはちみつも並んでいた。春の花から採れたはちみつ「新みつ」が店に並ぶのは夏とのこと。しばらくしたらもう一度足を運ぼう。

はちみつ専門店　ラベイユ

1950年創業、教会通りに店を構えて20年以上の「はちみつ」の店。日本のみならずギリシャ、フランス、イタリア、スペインなど、世界12ヶ国80種類以上のはちみつが揃っている。店には荻窪本店限定のはちみつも並んでいた。春の花から採れたはちみつ「新みつ」が店に並ぶのは夏とのこと。しばらくしたらもう一度足を運ぼう。
さくらやま果房

日本各地から送られてくる旬の果実で作コンフィチュールとコンポート、焼き菓子の店。棚にはいちご、白桃、レモン、甘夏など、さまざまな果実のコンフィチュールが美味しそうに並んでいる。店ではスコーンも焼いていて、一番人気のバタースコーンに自家製フルーツソースをかけたバニラアイスを添えたスコーンアイスは、暑いこの時期に嬉しいスイーツだ。

さくらやま果房

日本各地から送られてくる旬の果実で作コンフィチュールとコンポート、焼き菓子の店。棚にはいちご、白桃、レモン、甘夏など、さまざまな果実のコンフィチュールが美味しそうに並んでいる。店ではスコーンも焼いていて、一番人気のバタースコーンに自家製フルーツソースをかけたバニラアイスを添えたスコーンアイスは、暑いこの時期に嬉しいスイーツだ。