街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

高円寺

中央線　高円寺駅

高円寺純情商店街

商店街一覧

30年程前、ねじめ正一の小説で
その名が日本中に知れ渡った高円寺純情商店街。
当時は高円寺銀座商店街と名乗っていたが、
小説のヒットにより名前を変えたそうだ。
ねじめさんの実家の乾物屋さんは高円寺にはもう無い。
JR中央線高円寺駅北口を出てすぐ目に入るアーチには、
高円寺純情商店街の大きな文字。
アーチの手前に、客で賑わう八百屋と魚屋があった。
分かりにくいのだがその2店の間の細い路地の奥にも
肉屋や魚屋、惣菜店がある。
路地の奥の肉の相州屋の女将さんに話を聞くと、
路地は昔、市場通りと言って生鮮食品を扱う店が
たくさん軒を並べていたそうだ。
今も、マーケットの雰囲気を残しつつ常連さんを
中心に店々は元気に商いを続けている。
商店街のメインストリートを奥まで行くと丁字路に突き当たる。
その通りには、ライブハウスや楽器店、
ロック好きの店主が開いた古着屋などが並んでいる。
音楽好きには見逃すことのできない通りだ。
楽器を手にした人たちも度々見かけた。
商店街の手前側と、どんつきの雰囲気の落差、
このコントラストが何とも素敵だ。
高円寺純情商店街には、買い物カートを引いて歩く年配の夫婦、
ベビーカーを押す若いお母さん、
おばあちゃんに手を引かれた小さな男の子、
ウッドベースを持ったアフロヘアーの人、
ギターを肩にしたロック少年など、
多種多様な人たちが歩いている。
話を聞いた店主たちもそうなのだが、
この商店街を利用する人たちの雰囲気は、
脂ぎった欲望を蹴り飛ばして、純情な心持で生きている感じがする。
おばあちゃんの手をしっかり握った男の子は、
その温もりを純な心に刻み込んで決して忘れることはないだろう。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

金子園

昭和9年創業のお茶屋さん。東京、神奈川を中心に数十店舗を展開する店の本店がここ高円寺純情商店街にある。今は、お茶だけでなく海苔やお菓子も販売している。常連客が多いそうだが、最近は若い家族や青い目をした外国の人も、お茶を求めに来るそうだ。

金子園

昭和9年創業のお茶屋さん。東京、神奈川を中心に数十店舗を展開する店の本店がここ高円寺純情商店街にある。今は、お茶だけでなく海苔やお菓子も販売している。常連客が多いそうだが、最近は若い家族や青い目をした外国の人も、お茶を求めに来るそうだ。
THE GATE

オールマン・ブラザーズ・バンドの楽曲にひかれて入った店は、音楽好きのオーナーが10年以上前に始めた古着屋さん。今は新品の衣類やアクセサリーなどの雑貨、スケートボードなども販売している。店に一歩足を踏み入れるとそこはおもちゃ箱だ。ブルース、ロック、パンク、ラップ、レゲエ好きなら訪れるべき。いや、好きでなくても訪れるべき。創業当初からいるパンク好きのスタッフのKさんもとっても雰囲気のある女性。バンドTシャツの品揃えもお見事。

THE GATE

オールマン・ブラザーズ・バンドの楽曲にひかれて入った店は、音楽好きのオーナーが10年以上前に始めた古着屋さん。今は新品の衣類やアクセサリーなどの雑貨、スケートボードなども販売している。店に一歩足を踏み入れるとそこはおもちゃ箱だ。ブルース、ロック、パンク、ラップ、レゲエ好きなら訪れるべき。いや、好きでなくても訪れるべき。創業当初からいるパンク好きのスタッフのKさんもとっても雰囲気のある女性。バンドTシャツの品揃えもお見事。
早川商店

マーケットの雰囲気が残る路地の奥で40年以上商売を続けている魚屋さん。店先には豊洲市場から仕入れた新鮮な魚が並ぶ。生魚のほかにホッケや鯖や鮭、今の季節は秋刀魚も焼かれて並んでいる。壁に並ぶお孫さんが書いた魚の絵がなんとも微笑ましい。

早川商店

マーケットの雰囲気が残る路地の奥で40年以上商売を続けている魚屋さん。店先には豊洲市場から仕入れた新鮮な魚が並ぶ。生魚のほかにホッケや鯖や鮭、今の季節は秋刀魚も焼かれて並んでいる。壁に並ぶお孫さんが書いた魚の絵がなんとも微笑ましい。
肉の相州屋

細い路地の奥で60年続く肉屋さん。精肉のほか、さまざまな手作り惣菜も並んでいる。おすすめはメンチカツとコロッケ。揚げたてを頬張るとほっぺが落ちちゃいます。女将さんのやさしい笑顔もお見逃しなく。

肉の相州屋

細い路地の奥で60年続く肉屋さん。精肉のほか、さまざまな手作り惣菜も並んでいる。おすすめはメンチカツとコロッケ。揚げたてを頬張るとほっぺが落ちちゃいます。女将さんのやさしい笑顔もお見逃しなく。