銀座
丸ノ内線 銀座駅

銀座 金春通り

商店街一覧

銀座を歩くなら、ちょっと裏通り。

今日訪れたのは銀座。
12月中旬のこの時期は、どの店もクリスマスの雰囲気満載だ。
海外からの旅行客の間をすり抜けながら中央通りを新橋方面へ。
銀座七丁目交差点を右に折れて最初の十字路を左に入ると
街路灯の支柱には「金春通り」の文字。
その街路灯を見上げるとクリスマスのデコレーション。
通りの名と装飾のアンバランスが、
この国の懐の深さを表している。
通りの入り口にあるのは
腕時計と宝飾品の販売と修理をしている「GINZA TOP GEAR」。
店内には高価な時計の数々。
その上質な店構えは銀座に相応しい。
通りを先に進んで行く。目立つのは飲食店だ。
銀座だけあって高級寿司店やクラブ、
BARなどの看板がこれでもかと軒を連ねている。
そんな中で、呉服店の「伊勢由」が
ちょうどシャッターを上げているところ。
店の前に水を撒いて奇麗に掃除をしている。
老舗の呉服店が銀座の片隅に清々しさを届けている。
「伊勢由」の向かいで開店準備をしているのは
オーガニックコスメとプリザーブドフラワーや生花を扱う
「オーガニックマーケット フルール」。
その隣には銭湯の「金春湯」がある。
暖簾の隅に「創業文久三年」と染め抜かれている。
江戸時代から続く銭湯は都内でも3店舗しかない。
それも銀座にある銭湯とは奇跡に近い。
通りを先へ歩いて行く。
他にも物販の店の看板があるのだが、
昼前なのでまだ営業していないようだ。
通りの終わりに「金春通り煉瓦遺構の碑」があった。
そこには明治時代の煉瓦がひっそりと佇んでいる。
金春通りの所々に細い路地がある。
「金春小路」の看板の先にあるのは
人がすれ違うことが難しいほどの路地だ。
奥の方に鳥居が見える路地もある。
路地の向こうの道は「見番通り」。
名前が示す通り、この辺りには江戸時代から続く花柳界があった。
お姐さんたちは「金春芸者」と呼ばれていた。
「金春通り」の名前は、
江戸時代に能楽の金春流の屋敷があったことに由来する。
銭湯、煉瓦、通りの名、「銀座 金春通り」には、
時々の時代が手触りと共に積み重なっている。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

商店街。MAP

  • ●住所
     ・中央区銀座8丁目8

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