千歳船橋
小田急電鉄 千歳船橋駅

千歳船橋参商会

商店街一覧

柳のようにしなやかに。3つの時代を経て、未来へ進む商店街

新宿から小田急線で約20分。
今回訪れた千歳船橋駅の開業は、
1927年(昭和2年)に遡ります。
江戸時代、このあたりには農村がひろがり、
千歳船橋駅の周辺は水辺でした。
水面を小船が渡り、
そこに橋が掛けられていたことから
「船橋」の地名がつけられたといわれています。
当時の名残として高架化以前の駅前には、
商店街に溶け込むように
柳の木が植えられていました。
千歳船橋は駅を挟み、
北と南に商店街がひろがります。
北側は「ちとふな商店街」、
南側は「参商会」と呼ばれています。
こちらの街が賑わい始めたのは、
集合住宅が多く建てられた1955年(昭和30年)代から。
和菓子の有名店「東宮」や精肉店の「天野屋」など、
当時から続くお店を訪れると、
いまも古き良き昭和の空気が流れています。
商店街をくまなく歩いてみると、
八百屋さん、お肉屋さん、魚屋さんが目につきました。
どのお店も自転車に乗った若い女性、
お散歩中のおばあさん、おかずを買いにきた男性など、
ひっきりなしにお客さんが訪れます。
こうした生鮮食品を扱うお店の活気は、
ここに暮らす人々の元気を示しているようです。
こうした昔から愛されるお店に加え、
近年個性ある店舗が次々と出店しています。
素材を厳選した手作りお菓子の「ヨウケル舎」、
酵素玄米を使った定食の「ちとふなごはん 玄」などは、
遠くからお客さんが訪れる人気店です。
昭和から平成、そして令和に変わろうとするいま、
千歳船橋の商店街も新しい空気を受け入れ、
新しい未来に向かって歩き出しているようでした。

案内人:はたけあゆみ
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 肉の天野屋

    肉の天野屋

    前回の東京オリンピックと同じ、1964年にオープンした街のお肉屋さん。創業当時は職人が5~6人いましたが、現在は奥様と2人でお店を営んでいます。扱うのは国産のお肉のみ。牛肉は群馬の上州牛を並べています。毎日3時になると焼きあがる人気の焼き鳥は、すべてご主人が串を刺した丁寧な仕上がり。1日に400本売れることもあるそうです。「スーパーに無い商品で、個人店のよさを出して行かなきゃ!」と明るく語るご主人は、今日も手際よくお肉を捌いていました。

    肉の天野屋

    肉の天野屋 肉の天野屋

    前回の東京オリンピックと同じ、1964年にオープンした街のお肉屋さん。創業当時は職人が5~6人いましたが、現在は奥様と2人でお店を営んでいます。扱うのは国産のお肉のみ。牛肉は群馬の上州牛を並べています。毎日3時になると焼きあがる人気の焼き鳥は、すべてご主人が串を刺した丁寧な仕上がり。1日に400本売れることもあるそうです。「スーパーに無い商品で、個人店のよさを出して行かなきゃ!」と明るく語るご主人は、今日も手際よくお肉を捌いていました。

  • イデーキャラント

    イデーキャラント

    長年皮革の輸入に携わっていたご主人が、今から23年前に創業したお店です。店内には国内外の職人が丁寧に仕上げた、洗練されたデザインのバッグや革小物が並びます。バッグの横にある革見本から、好みの色でオーダーすることもできます。中にはご主人がフィレンツェで買い付けた、個性あふれる逸品も。「服と靴をバッグに合わせる」コーディネートをおすすめする、多くのお得意さんに支持されるお店です。

    イデーキャラント

    イデーキャラント イデーキャラント

    長年皮革の輸入に携わっていたご主人が、今から23年前に創業したお店です。店内には国内外の職人が丁寧に仕上げた、洗練されたデザインのバッグや革小物が並びます。バッグの横にある革見本から、好みの色でオーダーすることもできます。中にはご主人がフィレンツェで買い付けた、個性あふれる逸品も。「服と靴をバッグに合わせる」コーディネートをおすすめする、多くのお得意さんに支持されるお店です。

  • コーヒーロースト ザベスト

    コーヒーロースト ザベスト

    好みに合わせた焙煎に仕上げてくれる、珈琲豆の専門店。店内は香ばしい香りとともに、焙煎機の中で豆が躍る心地よい音がしてきます。蝶ネクタイが似合うご主人がこのお店をオープンしたのはいまから3年前。産地や品種によって異なる珈琲豆の個性を焙煎で存分に引き出します。マンデリンビンタンリマ、スノートップ、ハイランドスウィートなど、珍しい珈琲豆も人気。最近は料理やお菓子と個性ある珈琲の組み合わせを楽しむお客さんも多いようです。

    コーヒーロースト ザベスト

    コーヒーロースト ザベスト コーヒーロースト ザベスト

    好みに合わせた焙煎に仕上げてくれる、珈琲豆の専門店。店内は香ばしい香りとともに、焙煎機の中で豆が躍る心地よい音がしてきます。蝶ネクタイが似合うご主人がこのお店をオープンしたのはいまから3年前。産地や品種によって異なる珈琲豆の個性を焙煎で存分に引き出します。マンデリンビンタンリマ、スノートップ、ハイランドスウィートなど、珍しい珈琲豆も人気。最近は料理やお菓子と個性ある珈琲の組み合わせを楽しむお客さんも多いようです。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・世田谷区桜丘2-24

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