浅草
都営浅草線 浅草駅

浅草伝法院通り

商店街一覧

伝通院のさんざめき、諸行無常の響きあり。

今年も最初の「街てく」は浅草。
昨年のファースト散歩は伝法院通りの東側を歩いたので、
今年は仲見世通りを挟んで西側を散策することに。
浅草の王道「雷門」から入って仲見世を歩いて行く。
仲見世に目立つのは海外からの観光客。
松の内は過ぎたのだが
晴れ着を着た若い女性の姿もチラホラ見える。
しばらく行くと左手に「伝法院通」の大きな赤い門が現れた。
右側に広がるのは浅草寺本坊の伝法院だ。
門を潜って少し行くと観光客が列をなしている店があった。
近づいてみると比較的新しい食べ歩きの店だ。
どうやらメンチカツを販売しているらしい。
先に進むと通りの中程にある老舗の天婦羅屋でも開店を待つ人の列。
洋の東西を問わず老若男女が行き交う浅草伝法院通りは、
なかなかの賑わいだ。
通りには物販の店もシャッターを上げている。
70年以上続く「やまとみ呉服店」。
大正3年創業の刷毛と刷子(ブラシ)の専門店「かなや刷子」。
店主が店先を奇麗に掃除しているのは、
つげ櫛の店「よのや櫛舗」。
店内に入ると何やら良い匂いが鼻をくすぐる。
店主に聞くと椿油の匂いとのこと。
つげ櫛は椿油につけ込んで作るそうだ。
店では様々なつげ櫛の他に
帯留め、簪、鼈甲の髪留めなどを販売している。
店主は浅草に来てからの四代目なのだが、
店は300年以上前に湯島で創業したそうだ。
正月早々、浅草らしい良い店に出会えた。
通りでは新旧の店が商いをしている。
中でも目を惹くのが
伝通院の壁に沿って軒を連ねている小さな店たちだ。
七味唐辛子、草履、スカジャン、おもちゃ、洋品等々、
様々な店舗があるのだが、
これらの店は残念ながら今年の夏には姿を消すことになる。
区道である伝法院通りを不法占拠して
営業を続けたことがその理由らしい。
これらの古い小さな店は、
この通りの一つのシンボルだと思うのだが・・・
浅草の景色がまた変わる。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • よのや櫛舗

    よのや櫛舗

    享保2年に湯島で創業、300年以上続く櫛の店。浅草で本つげ櫛専門店として継承してからも四代目を数える。店には、とかし櫛、セット櫛、梳き櫛などの様々なつげ櫛の他、つげ素材の帯留めやブローチ、さらに鼈甲細工の髪留めなどが豊富に揃っている。よのや櫛舗は気さくな四代目と話をしながら自分に合った一生ものの逸品を見つけることができる店だ。

    よのや櫛舗

    よのや櫛舗 よのや櫛舗

    享保2年に湯島で創業、300年以上続く櫛の店。浅草で本つげ櫛専門店として継承してからも四代目を数える。店には、とかし櫛、セット櫛、梳き櫛などの様々なつげ櫛の他、つげ素材の帯留めやブローチ、さらに鼈甲細工の髪留めなどが豊富に揃っている。よのや櫛舗は気さくな四代目と話をしながら自分に合った一生ものの逸品を見つけることができる店だ。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・台東区浅草

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