吉祥寺
京王井の頭線 吉祥寺駅

吉祥寺中道通り商店会

商店街一覧

古伊万里の青、透いたガラスのビーズ、緑のカエルが涼を呼ぶ。

真夏の太陽は容赦無い。
涼を求めて緑が多い武蔵野の吉祥寺に来たのだが、
ここも例外では無かった。
商店街を探しながら、日陰を選んで街を歩く。
吉祥寺には、様々な商店街がある。
大きなアーケードを備えた商店街、
昭和の面影を残す細い路地に佇む商店街。
個性的な商店街が目白押しだ。
今日、記すのは吉祥寺中道通り商店会。
中道通りは、駅の北口を出て目の前の平和通りを西に向かうと、
その先にある。
商店街は500メートル以上続いている。
通りには、ケーキ店、ビストロ、ドーナツ店、絵本の店、
眼鏡店、カバン店、お洒落なブティック、
古くからある安全整備士のいる自転車店など、
多種多様な店が軒を連ねている。
どの店も個人商店なのが嬉しい。
今日、話を聞いて写真を撮らせてもらった店舗も面白い店ばかりだ。
吉祥寺PukuPkukuは、江戸から昭和までの古伊万里を扱う食器店、
大皿小皿に交じって盃洗や蕎麦猪口などが並んでいる。
マジェルカは、障がい者施設で作られた雑貨を売る店なのだが、
並ぶ商品はどれも欲しくなるものばかり。
ネコセカイは、ネコの雑貨やフード、用品などを販売する店。
“安曇野 玉ねぎ祭り”の幟が店先にはためく麦わら帽子は、
「酒田市」「長岡市」「南砺市」「岩美町」「大崎上島町」
「安曇野市」「南房総市」「上川村」「遠野市」といった
武蔵野市の9つの友好都市のアンテナショップ。
高知屋は、その名の通り高知県のアンテナショップ、
土佐小夏の黄色が眩しい。
Caveは、カエルをモチーフにした様々な雑貨の店、
作家が作ったアクセサリーも可愛らしい。
ボヘミアは、チェコのガラス製品の店でビーズとボタンの品揃えが豊富だ。
中道通りは、歩いて、見て、話して、飽きることが無い。
とても楽しい商店街だ。
商店街を西の端まで行くと
「NAKAMICHI Shopping Street」と記された時を経たアーチがあった。
自転車店の店主が、昔からある店は少なくなったと言っていた。
アーチは、店舗や店主たちの顔ぶれの変遷を知っているのだろうね。
少しずつ店舗は変わっても、吉祥寺中道通り商店会はずっと元気だ。
個性豊かな店たちを訪れた帰り道、少し歩みが軽くなった気がする。
夏バテ気味の僕も通りから元気を分けてもらえたようだ。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 吉祥寺PukuPkuku

    吉祥寺PukuPkuku

    中道通りに2店舗を構えるアンティーク食器の店。古伊万里をメインに、様々な骨董の食器が並んでいる。今日、訪れた西公園前店では江戸から明治期までの古伊万里の食器を購入することができる。骨董マニアは勿論、海外からの客も多い店だ。同一の製品を複数個揃えているので、料理店などから求めにくることもあるそうだ。その品揃えの豊富さには目を見張るのもがある。多様な図柄は、見ているだけで楽しめる。お手頃な価格の古伊万里もあるので、骨董マニアでなくても足を運んでみる価値がある店だ。

    吉祥寺PukuPkuku

    吉祥寺PukuPkuku 吉祥寺PukuPkuku

    中道通りに2店舗を構えるアンティーク食器の店。古伊万里をメインに、様々な骨董の食器が並んでいる。今日、訪れた西公園前店では江戸から明治期までの古伊万里の食器を購入することができる。骨董マニアは勿論、海外からの客も多い店だ。同一の製品を複数個揃えているので、料理店などから求めにくることもあるそうだ。その品揃えの豊富さには目を見張るのもがある。多様な図柄は、見ているだけで楽しめる。お手頃な価格の古伊万里もあるので、骨董マニアでなくても足を運んでみる価値がある店だ。

  • マジェルカ

    マジェルカ

    2011年に西荻窪で創業した雑貨店。中道通りには2014年から店を構えている。店先に並ぶカラフルな鞄や涼し気なガラス器に目を奪われて店に入ったのだが、驚いたことに店に並ぶ全ての商品は、心と体に障がいを持つ人たちが作ったモノとのこと。陶器、Tシャツ、手ぬぐい、財布などなど、様々な高品質の雑貨が店内を賑わせている。織物の鞄の品質の良さを見て、店主がオーダーした織物クッションも売られていた。支援のために「買ってあげる」のではなく「素敵だから買う」という店のコンセプトは、僕が店先の商品に目を止めて店内に入って行ったことで証明されたと思う。本当に素敵な商品が並んでいるのだ。他には無いアーティスティックなモノもたくさんある。

    マジェルカ

    マジェルカ マジェルカ

    2011年に西荻窪で創業した雑貨店。中道通りには2014年から店を構えている。店先に並ぶカラフルな鞄や涼し気なガラス器に目を奪われて店に入ったのだが、驚いたことに店に並ぶ全ての商品は、心と体に障がいを持つ人たちが作ったモノとのこと。陶器、Tシャツ、手ぬぐい、財布などなど、様々な高品質の雑貨が店内を賑わせている。織物の鞄の品質の良さを見て、店主がオーダーした織物クッションも売られていた。支援のために「買ってあげる」のではなく「素敵だから買う」という店のコンセプトは、僕が店先の商品に目を止めて店内に入って行ったことで証明されたと思う。本当に素敵な商品が並んでいるのだ。他には無いアーティスティックなモノもたくさんある。

  • Cave

    Cave

    一言でいうと「カエルやさん」。それも半端ない「カエルやさん」だ。店内には世界中のカエルグッズが溢れている。ぬいぐるみや置物は言うに及ばず、Tシャツ、タオル、バッグ、財布、アクセサリーなど、カエルをモチーフにしたグッズたちは、カエル好きには堪えられないワンダーランドだ。可愛いカエル、リアルなカエル、店主がカエルに見えて来た。

    Cave

    Cave Cave

    一言でいうと「カエルやさん」。それも半端ない「カエルやさん」だ。店内には世界中のカエルグッズが溢れている。ぬいぐるみや置物は言うに及ばず、Tシャツ、タオル、バッグ、財布、アクセサリーなど、カエルをモチーフにしたグッズたちは、カエル好きには堪えられないワンダーランドだ。可愛いカエル、リアルなカエル、店主がカエルに見えて来た。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・武蔵野市吉祥寺本町2丁目18−1

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