渋谷のスクランブル交差点は相変わらず人々々で溢れている。
人波に飲み込まれないように道玄坂方面へ歩いて行く。
道玄坂下にあるSHIBUYA109を左手に見ながら
文化村通りを進んで行く。
しばらく歩くと神山町東の交差点が現れた。
ここまでくると人通りはグッと少なくなる。
信号機の先に「奥渋」と書かれた黄色いフラッグが見える。
ここから先が今日の目的地「神山商店会」だ。
通りにはお洒落な洋品店や雑貨店と並んで長く商売を続けている
蕎麦店や定食店などもシャッターを上げている。
赤と白のツートーンのサンシェードが渋い
「栄屋」は昭和24年の創業。
惣菜や弁当のラインナップも充実している精肉店だ。
写真を撮っている間も店内では
二代目が忙しそうに揚げ物を揚げている。
商店街の終わり近くに
ソフトクリームのオブジェがキュートな店舗を見つけた。
「grapevine by k3」はアパレルとソフトクリームの店。
店内に並ぶアパレルはどれもスタイリッシュだ。
店の人に聞くと女性とユニセックスの商品を扱っているとのこと。
grapevine by k3の前の斜めに入る道に
「COFFEE DONUTS TOAST BEER GOODS」の看板が出ていた。
店の名は「COFFEE SUPREME TOKYO」。
ニュージーランド発の店で長いカウンター席の店内には
可愛いデザインのグッズも並んでいる。
COFFEE SUPREME TOKYOの二軒先に真っ白い壁が眩しい店舗があった。
スチールの扉を開けて中に入ると天井には
青地に白い文字で大きく「CHALLENGER」。とてもCOOLな空間だ。
スケボー＆ストリート系のアパレルブランド「CHALLENGER」の店内には、
ありきたりな言い方だがカッコイイ服たちがカッコヨク並んでいる。
入店するには少し敷居が高そうな気がしたが、
店の人たちは気さくに撮影に応じてくれた。
昔、よく通っていた鎌倉のサーフショップ
「DROP OUT」の空気感を思い出した。
レジェンドサーファーの小川さんは怖かったけど、
店の人たちはフレンドリーだったな。
この夏は10年ぶりに海に行こうかしら・・・
などと、思ったりする静かな昼下がり。

案内人:小林猛樹
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