田園調布
東急東横線 田園調布駅

田園調布商店街

商店街一覧

街を彩るのは空とツリーと銀杏とポインセチアたち。

改札を出ると駅前の広場には大きなクリスマスツリー。
見上げるツリーの上には雲一つ無い青空が広がっている。
今日来た街は田園調布。
日本屈指の高級住宅街だ。
東口の緩やかな下り坂の両脇には黄色く色づいた銀杏並木。
通りでは様々な店舗が営業をしている。
ここは田園調布商店街。
坂を下り始めて、まず目についたのは立派な和菓子店「田園調布 あけぼの」。
昭和7年創業の老舗だ。
どら焼き、みたらし団子、豆餅から半生菓子、上生菓子まで、
そのラインナップはとっても多彩だ。
隣の店の生花店「赤キ屋」には真赤なポインセチア、
白やピンクのシクラメンが並んでいる。
花たちは今年も残りが少ないことを教えてくれる。
赤キ屋の創業は昭和4年だ。
さらに先へ進むと、こちらも歴史のありそうな佃煮店「有明屋」があったが、
今日は定休日。
坂を下りきって丁字路を右へ行くと雰囲気のある洋菓子店が現れた。
店の壁には大きく「ROZA」と金色の文字。
チョコレートが人気の洋菓子店は、昭和29年から店を開けている。
坂を上って駅に戻る。
住宅街が放射状に広がる西口へ行くと、駅からすぐの所に趣ある酒店があった。
時代を感じる家屋の屋根には白と黄色の真新しい大きな看板。
そこには「栄屋小俣酒店」とある。
店に入ると使い込まれた木の棚と店の奥には神棚。
大きな徳利や様々な酒樽が棚に並ぶ。
気さくな三代目の女将さんに話を聞いていると外から
「こんにちは」と可愛い声が聞こえた。
近所の小さな子どもたちが女将さんへ挨拶したのだ。
子どもにも愛されている酒店は珍しい。
こちらは約100年前からこの地で商いを続けている。
もちろん、新しい店もたくさんあるのだが、
田園調布には長く地元の人たちに愛されてきた店舗も健在なのだ。
田園調布に家は買えなくても、チョコとだんごを買うことは出来た。

案内人:小林猛樹
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案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • ROZA ローザ―洋菓子店

    ROZA ローザ―洋菓子店

    1954年創業の洋菓子店。ロシアチョコレート、バタークリームケーキ、クッキーを販売している。中でも売れ筋は、チョコレートとロールケーキ。その人気の程は昼前なのにショーケースの中に並ぶ菓子の少なさに窺い知ることができる。予約ですぐに売れてしまうそうだ。僕も残り少なくなったロシアチョコレートを購入。レトロな包み紙を開けると銀紙にくるまれたチョコレートが出てきた。
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    ROZA ローザ―洋菓子店

    ROZA ローザ―洋菓子店 ROZA ローザ―洋菓子店

    1954年創業の洋菓子店。ロシアチョコレート、バタークリームケーキ、クッキーを販売している。中でも売れ筋は、チョコレートとロールケーキ。その人気の程は昼前なのにショーケースの中に並ぶ菓子の少なさに窺い知ることができる。予約ですぐに売れてしまうそうだ。僕も残り少なくなったロシアチョコレートを購入。レトロな包み紙を開けると銀紙にくるまれたチョコレートが出てきた。
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  • 田園調布あけぼの

    田園調布あけぼの

    昭和7年創業の老舗の和菓子店。店には様々な生菓子と焼き菓子が並んでいる。ショーケース内の彩りも鮮やかだ。茶席で出される上生菓子は季節ごとに変わるが「初霜」「山茶花」「落ち葉焚き」などの隣に「サンタクロース」「クリスマスツリー」といった可愛らしいものも並んでいる。今の時期、あけぼので人気の和菓子は栗むし羊羹。期間限定の逸品だ。
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    田園調布あけぼの

    田園調布あけぼの 田園調布あけぼの

    昭和7年創業の老舗の和菓子店。店には様々な生菓子と焼き菓子が並んでいる。ショーケース内の彩りも鮮やかだ。茶席で出される上生菓子は季節ごとに変わるが「初霜」「山茶花」「落ち葉焚き」などの隣に「サンタクロース」「クリスマスツリー」といった可愛らしいものも並んでいる。今の時期、あけぼので人気の和菓子は栗むし羊羹。期間限定の逸品だ。
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  • 栄屋小俣酒店

    栄屋小俣酒店

    約100年前から営業している酒店。その歴史をまとった店構えに魅かれて中に入ると店の奥にはドンと神棚。その横には慶事に使う角樽。使い込まれた木の棚には一升瓶と共に量り売りで使った徳利やブレンドした日本酒を入れる陶器の酒樽が置いてある。昔はお得意さん毎に、甘めの酒が好きな家、辛めが好きな家など、好みの日本酒をブレンドして届けていたそうだ。三代目の女将さんの人柄はとっても甘め。
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    栄屋小俣酒店

    栄屋小俣酒店 栄屋小俣酒店

    約100年前から営業している酒店。その歴史をまとった店構えに魅かれて中に入ると店の奥にはドンと神棚。その横には慶事に使う角樽。使い込まれた木の棚には一升瓶と共に量り売りで使った徳利やブレンドした日本酒を入れる陶器の酒樽が置いてある。昔はお得意さん毎に、甘めの酒が好きな家、辛めが好きな家など、好みの日本酒をブレンドして届けていたそうだ。三代目の女将さんの人柄はとっても甘め。
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商店街。MAP

  • ●住所
     ・〒145-0071 東京都大田区田園調布2丁目50

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