雑司が谷
副都心線 雑司が谷駅

弦巻通り商友会

商店街一覧

神社やお寺に守られて 都会のスマートな人情が心地よい 昭和が残る商店街。

節分の日、雑司ヶ谷駅にやってきました。
まずは取材がうまくいくことを願って、
鬼子母神を参拝。
この日は夕方から節分の行事があるということで、
境内に櫓が設けられ賑やかな感じでした。
取材チームは参道にある案内所にお邪魔して、
近隣の商店街について情報収集。
雑司ヶ谷駅周辺にはいくつかの商店街があるようですが、
今回は駅から少し歩く弦巻通り商友会を目指します。
歩いても歩いても住宅街が続き、
「本当にここに商店街が…?」と不安になってきた頃、
少しずつお店が見えてきました。
まず目についたのは「雑二ストアー」の看板です。
屋根がある細い路地に古い木造の建物が続き、
真ん中あたりには八百屋さん。
立派ななめこや原木しいたけが並んでいました。
「もううちだけになっちゃったよ」と苦笑するご主人によると、
こちらの雑二ストアーは戦後すぐ生まれたマーケットで、
かつては十数件の商店が軒を連ねていたそうです。
緩やかに蛇行する通りをしばらく歩くと、
天ぷら屋さん、パン屋さん、お肉屋さんがみえてきました。
どのお店も昭和の懐かしさを残す佇まいが印象的です。
お店の方はみな朗らかで、
みなさんこの街を愛しているのが伝わってきました。
池袋の隣にありながら閑静で暮らしやすい街並みが広がっているのは、
神社仏閣に守られて続いてきた優しい商店街があったからでしょうか。
お肉屋さんでいただいた揚げたてのメンチカツを頬張りながら、
肉の大久保いつまでもこのあたたかさが続いていくことを願いました。

案内人:はたけあゆみ
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • いせや食品

    いせや食品

    95年目を迎える食料品店。伊勢出身のおじいさまが商売を始めた当時は、煮豆やお総菜をリヤカーで引き歩いていたそうです。関東大震災でこちらにお店を移し、いまに至ります。お話をうかがっている途中、奥様は「お豆見てくるからちょっと待ってね」と笑顔を残して奥にあるお台所へ。いまも棚には手作り出来たて、身体によさそうでおいしそうな煮物や煮豆がいくつも並んでいます。お弁当用に買って帰るお客様も多いようです。

    いせや食品

    いせや食品 いせや食品

    95年目を迎える食料品店。伊勢出身のおじいさまが商売を始めた当時は、煮豆やお総菜をリヤカーで引き歩いていたそうです。関東大震災でこちらにお店を移し、いまに至ります。お話をうかがっている途中、奥様は「お豆見てくるからちょっと待ってね」と笑顔を残して奥にあるお台所へ。いまも棚には手作り出来たて、身体によさそうでおいしそうな煮物や煮豆がいくつも並んでいます。お弁当用に買って帰るお客様も多いようです。

  • 小倉屋

    小倉屋

    工場のお隣で小売りもしているお煎餅屋さん。引き戸を開けると左に大きなお煎餅を焼く道具が並び圧巻です。こちらは70年の歴史をもち、いまは二代目がお店を営んでいます。お煎餅を焼く熱気で「夏は結構大変よ~」と笑顔で語る奥様。棚にはいろいろな味のお煎餅が並びますが、不動の人気はあまから。おいしい粉をまとった上品な歯ごたえが香ばしい、食べ出したら止まらないお煎餅です。このほかにもバター、カレー、コーンポタージュ味も。

    小倉屋

    小倉屋 小倉屋

    工場のお隣で小売りもしているお煎餅屋さん。引き戸を開けると左に大きなお煎餅を焼く道具が並び圧巻です。こちらは70年の歴史をもち、いまは二代目がお店を営んでいます。お煎餅を焼く熱気で「夏は結構大変よ~」と笑顔で語る奥様。棚にはいろいろな味のお煎餅が並びますが、不動の人気はあまから。おいしい粉をまとった上品な歯ごたえが香ばしい、食べ出したら止まらないお煎餅です。このほかにもバター、カレー、コーンポタージュ味も。

  • 肉の大久保

    肉の大久保

    あたたかい笑顔のご夫婦が営む、ノスタルジックなイラストが目印のお肉屋さん。お店では手作りにこだわったボリュームたっぷりのお弁当も人気です。お肉屋さんのおいしいお惣菜を求めて、次々と常連のお客さんが訪れます。コロッケもじゃがいもを蒸かしてつくるという、昔ながらのお母さんの味。揚げ物はすべて注文が入ってから揚げます。目の前で手際よく成型される揚げたてサクサクの大きなメンチカツは、お肉本来のおいしさがじゅわっとくる、何度でも食べたくなる味わいです。

    肉の大久保

    肉の大久保 肉の大久保

    あたたかい笑顔のご夫婦が営む、ノスタルジックなイラストが目印のお肉屋さん。お店では手作りにこだわったボリュームたっぷりのお弁当も人気です。お肉屋さんのおいしいお惣菜を求めて、次々と常連のお客さんが訪れます。コロッケもじゃがいもを蒸かしてつくるという、昔ながらのお母さんの味。揚げ物はすべて注文が入ってから揚げます。目の前で手際よく成型される揚げたてサクサクの大きなメンチカツは、お肉本来のおいしさがじゅわっとくる、何度でも食べたくなる味わいです。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・豊島区雑司が谷1-10

コメント

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1 Comments

  • ハマヤダイスケ より:

    ”お肉屋さんでいただいた揚げたてのメンチカツを頬張りながら、
    肉の大久保いつまでもこのあたたかさが続いていくことを願いました。”

    ここの箇所間違えているように思われます

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