新江古田
都営大江戸線 新江古田駅

江古田三丁目商栄会

商店街一覧

街路灯を飾るのは、江古田の獅子舞。

都営大江戸線の新江古田駅を出て江古田通りを南へ。
10分程歩いて行くと
メタルな立方体の飾りが付けられた街路灯が現れた。
街路灯には
「江古田三丁目商栄会」のサインボードがかかっている。
近くに停車しているバスの横にあるのは
「江古田三丁目」の停留所だ。
江古田通りと交差する道の先に、
数人の客が集まっている店舗があった。
店は和菓子店の「ありん堂」。
ショーケースには「あん」や「みたらし」のだんご、
「さけ」や「うめ」などのおにぎり、
「いなり」や「助六」などの寿司が並んでいる。
店の人に聞くと自家製の餡が人気で、
店は朝の7時からシャッターを上げているそうだ。
朝ご飯からおやつに夕ご飯まで、
街の人たちにとっていつでも美味しい「ありん堂」なのだろう。
通りを進むと青果店が二軒営業中。
どちらも小売りもしているが
学校や病院などへの卸しを中心に商いをしているとのことだ。
近くには幼稚園や小学校、病院も多くあるので納得の営業スタイルだ。
さらに先に進むと神社の鳥居があった。
隣には荒物屋の「塚本商店」。
店主に聞くと神社は江古田氷川神社で、
十月の祭りではで三匹の獅子が舞い踊るのだと教えてくれた。
話を聞いて街路灯を見上げると
飾りの立方体には獅子舞の絵が描かれている。
街にとってこの祭りが誇りであることを街路灯の絵が物語っている。
商店街には他にスーパーマーケットや煎餅店などがシャッターを上げている。
煎餅店の女将さんは小さな店なので写真は勘弁してねとはにかんだ。
近くに山門が見えたので行ってみると
寺は真言宗豊山派の東福寺。
寺の横の幼稚園では子供たちが運動会の練習に励んでいる。
少し前までは蝉の声に包まれていた境内が
今日はチビッ子たちの歓声で溢れている。
見上げる空には羊雲が浮かんでいる。
長い夏が終わる。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

商店街。MAP

  • ●住所
     ・中野区江古田2丁目18−9

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