街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

野方

西武新宿線　野方駅

野方北原通り

商店街一覧

今日訪れたのは西武新宿線の野方駅。
野方は村上春樹の一編の長編小説の舞台でもある。
その野方駅の北口を出て右手にあるのが北原通りだ。
物語の中で2000匹のイワシとアジが降り注いだのは
この商店街かもしれないな。
通りの入り口には立派なアーチが掛かっている。
アーチを潜り抜け、
まずは商店街の雰囲気を感じるために
通りの終わりまで歩くことにする。
商店街には飲食店が多いようだが、青果店や洋品店、
パン店などの物販の個店もシャッターを上げている。
商店街の終わりの角には精肉店があり、
通りは新青梅街道に突き当たる。
精肉店の少し手前にお洒落な雰囲気の店舗があった。
店の看板には「apricot 植物とインテリア雑貨の店」
と記されている。
店内に足を踏み入れると大小様々な観葉植物が並んでいる。
店の奥には鉢などもあり、
店主に聞くと好きな植物と気に入った鉢を選んで
購入することが出来るそうだ。
価格もお手頃で気軽に部屋のインテリアとして
観葉植物を飾ることが出来そうだ。
路地を挟んだ隣の店の壁には「和泉屋酒店」の看板。
店に入ると酒ではなくタバコがたくさん並んでいる。
四代目の店主に伺うと昭和6年創業の店では、
酒とタバコを販売していたが
20年ほど前からタバコ専門の店になったそうだ。
商店街では夏祭りや秋祭りなどのイベントも開催していて、
当日はとても賑わうのだとも教えてくれた。
和泉屋酒店の斜向かいに見つけたのは、
「MARUTAKE COFFEE BEANS」。
焙煎珈琲豆の店では、美味しい珈琲豆はもちろん、
有機JAS認証やUTZ認証された豆も販売し、
焙煎機はカーボンニュートラルの電動焙煎機を使っている。
地球にやさしい美味しい焙煎珈琲豆の店だ。
駅の近くにある生花店「花一」に入ると店内では、
黄色い鶏頭の花が咲いていた。
子規の句に「鶏頭の十四五本もありぬべし」とあったな・・・。
もう八月も終わる。
糸瓜忌が近いことを思い出した。
花一を出て空を見上げると灰色の雲が足早に流れている。
台風が列島に近づいている。
魚は降らなくても、雨は降って来るに違いない。
さあ、降りだす前に帰ろう。
今宵は久しぶりに「海辺のカフカ」を読もうかな。
それとも「病牀六尺」にしようか・・・

案内人:小林猛樹
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

MARUTAKE COFFEE BEANS

焙煎珈琲豆の店「MARUTAKE COFFEE BEANS」の特徴は、美味しい珈琲豆の販売だけでなく、環境にも強く配慮していることだ。店では農薬や化学肥料を極力使わない有機JAS認証された珈琲豆や持続可能な農業を推進する証であるUTZ認証された農園の豆などを購入することも出来る。さらに焙煎には化学燃料を使わない電動焙煎機でカーボンユートラルを実現している。MARUTAKE COFFEE BEANSの珈琲は地球にやさしい味わいなのだ。

MARUTAKE COFFEE BEANS

焙煎珈琲豆の店「MARUTAKE COFFEE BEANS」の特徴は、美味しい珈琲豆の販売だけでなく、環境にも強く配慮していることだ。店では農薬や化学肥料を極力使わない有機JAS認証された珈琲豆や持続可能な農業を推進する証であるUTZ認証された農園の豆などを購入することも出来る。さらに焙煎には化学燃料を使わない電動焙煎機でカーボンユートラルを実現している。MARUTAKE COFFEE BEANSの珈琲は地球にやさしい味わいなのだ。