青砥
京成線 青砥駅

青戸銀座商栄会

商店街一覧

今か今かと、待ちわびるのはサンバのリズムよ。

今日は京成線の青砥駅へ来た。
駅を出て青砥駅北口の交差点を右へ歩いて行くと通りが細くなった。
その一方通行になった入り口に、チューリップの花のような街路灯。
街路灯には「青戸銀座通り会」と青い文字のサインボード。
ここは青戸銀座商栄会。
駅名は青砥、地名は青戸だ。
商店街の入り口近くに、
緑の壁にロバのロゴマークが可愛いカフェ&ダイニングDONKEYを発見。
昨年開店したばかりの店には、ランチを楽しむ人たちの姿。
先へ進むとオレンジ色のサンシェードが眩しい鮮魚店の常陸屋が。
店では店主が大きな鮭を切り身にしている真最中。
店先に吊るされた籠と魚を包む新聞紙とビニール袋が店の60年を物語っている。
斜め前にあるファミリーファッション タニグチは
今年92周年を迎える衣料品店だ。
広い店内には女性用、男性用の衣料品と共に学生服や上履きなども並んでいる。
少し先の四つ角にある精肉店は赤堀精肉店。
今日のショーケースには、コロッケ、メンチ、ロースカツ、
カキフライなど16種類の揚物とマカロニや野菜などのサラダが5種類、
それとザーサイやナムルなどの自家製総菜。
赤堀の店主は朝の6時からこれらの仕込みを始めている。
タニグチのご主人に聞くと、商店街では、フリーマーケット、
模擬店、サンバパレードやエーサーパレード、
秋にはハロウィンパレードが通りを賑わす「春まつり」と
「秋まつり」を実施しているとのこと。
残念ながら、この数年はコロナで中止。
今年の春の開催は難しいようだが、秋には開催を願いたい。
華やかなパレード。
溢れる人々。
商店街の晴れの日。
街の人たちはコロナの終息と共に祭りの到来を待ちわびていることだろう。
明けない夜はない。
一歩一歩、パレードの足音は近付いている。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • ファミリーファッション タニグチ

    ファミリーファッション タニグチ

    創業92年の衣料品店。初代は足袋の製造・販売をこの地で始めたそうだ。今は三代目が女性衣料品と男性衣料品、地域の学校の制服や上履きなどのスクール用品などを販売している。大人の男女から子供たちまで、まさにファミリーファッションの店だ。ご主人に話を聞いている間も、常連のご婦人が二人、三人と店を訪れて商品を購入していた。一人の婦人が「母のモノを買いに来たの。こういうお店は貴重なのよ」と話してくれた。

    ファミリーファッション タニグチ

    ファミリーファッション タニグチ ファミリーファッション タニグチ

    創業92年の衣料品店。初代は足袋の製造・販売をこの地で始めたそうだ。今は三代目が女性衣料品と男性衣料品、地域の学校の制服や上履きなどのスクール用品などを販売している。大人の男女から子供たちまで、まさにファミリーファッションの店だ。ご主人に話を聞いている間も、常連のご婦人が二人、三人と店を訪れて商品を購入していた。一人の婦人が「母のモノを買いに来たの。こういうお店は貴重なのよ」と話してくれた。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・葛飾区青戸

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