街てく。 | 今日も、ぶらっと商店街

下高井戸

京王線　下高井戸駅

下高井戸商店街

商店街一覧

下高井戸の賑わいは、江戸時代に遡る。
日本橋と山梨をつなぐ甲州街道、
その第一宿場町が高井戸宿だった。
高井戸宿は上高井戸宿と下高井戸宿からなり、
茶屋、旅籠、馬方の休憩所が300ほどあった。
その後、1913年（大正2年）に下高井戸駅が開業。
昭和の初めになると駅前に60ほどの店舗ができ、
多くの人でにぎわった。
下高井戸駅を降りると目に飛び込んでくるのは、
昭和31年にできた下高井戸市場だ。
野菜、肉、魚、豆腐など、
生鮮食品を扱う活気ある市場には、
住民だけでなく、
近隣の飲食店も仕入れに訪れる。
市場のすぐ近くにある下高井戸シネマは、
地域の文化発信地。
「文化の灯を消したくない」という商店街の
バックアップで閉館の危機を乗り越え、
シネコンとは一線を画す個性的な作品で
映画ファンの心をつかみ続けている。
商店街の中心にある「しもたか・ステーション」は、
赤ちゃんを連れたお母さんからお年寄りまで、
幅広い世代を温かく迎え入れる商店街のオアシスだ。
買い物を済ませる場から、人々をつなぐ場へ。
活気ある商店街を次の時代に残すために、
ここでは新しい場の創造に取り組んでいる。
今日も商店街の中心にある学校から、
元気な小学生たちが商店街を駆け抜け家に帰っていく。
たい焼き、コロッケ、メンチカツ。
彼らを育てる商店街の味は、
何十年も変わらずそこにあった。

案内人:はたけあゆみ
写真はこちら

商店街。ひと、もの、あじ

肉と総菜の堀田

お客さんの目の前で揚げる、熱々のコロッケとメンチカツが人気です。37年前に駅前の市場で開店しましたが、7年前にこちらに移転。現在は息子さんである二代目が変わらぬ味を受け継いでいます。こちらの精肉はすべて国産。スーパーとは値段でなく質で勝負しています。「ここのお肉なら安心」と離れた駅から電車に乗って買いにきてくれるお客様もいるそうです。

肉と総菜の堀田

お客さんの目の前で揚げる、熱々のコロッケとメンチカツが人気です。37年前に駅前の市場で開店しましたが、7年前にこちらに移転。現在は息子さんである二代目が変わらぬ味を受け継いでいます。こちらの精肉はすべて国産。スーパーとは値段でなく質で勝負しています。「ここのお肉なら安心」と離れた駅から電車に乗って買いにきてくれるお客様もいるそうです。
北海道中川町サテライトスペース

日本大学、下高井戸商店街、世田谷区、中川町の4者による協議会で運営される異色のアンテナショップです。冬は-26度にもなる中川町は害虫が少なく、寒さから身を守ろうと野菜は甘くおいしく育ちます。お店では放牧牛のミルクを使った人気のソフトクリームのほか、ソーセージ、アンモナイトの化石、北限の野菜を使った調味料が並びます。

北海道中川町サテライトスペース

日本大学、下高井戸商店街、世田谷区、中川町の4者による協議会で運営される異色のアンテナショップです。冬は-26度にもなる中川町は害虫が少なく、寒さから身を守ろうと野菜は甘くおいしく育ちます。お店では放牧牛のミルクを使った人気のソフトクリームのほか、ソーセージ、アンモナイトの化石、北限の野菜を使った調味料が並びます。
たつみや

今年で51年目を迎える、行列ができるたい焼き屋さん。大きな釜で毎日炊き上げる自家製の艶々した餡が、しっぽの先までぎっしり詰まっています。次々とたい焼きを焼き上げる機械は、もう製造されていない光陽式。焼くときに圧力をかけることで皮がぱりっと薄く、羽根つきで仕上がります。たつみやと共に歩んできたこの機械を、メンテナンスしながら大切に使っています。

たつみや

今年で51年目を迎える、行列ができるたい焼き屋さん。大きな釜で毎日炊き上げる自家製の艶々した餡が、しっぽの先までぎっしり詰まっています。次々とたい焼きを焼き上げる機械は、もう製造されていない光陽式。焼くときに圧力をかけることで皮がぱりっと薄く、羽根つきで仕上がります。たつみやと共に歩んできたこの機械を、メンテナンスしながら大切に使っています。