木場
東西線 木場駅

東陽商店街

商店街一覧

材木の匂いは遠くなっても・・・

今日訪れたのは、東京メトロ東西線の木場駅と
東陽町駅の丁度中程にある東陽商店街。
東陽3丁目交差点を中心に東西に
永代通りと南北に大門通りのエリアにある商店街だ。
大門通りの南の先には、その名の通り昔は洲崎遊郭へ入る大門があった。
近くには木場の材木商たちも居り、
商店街は様々な人たちが行き交う姿を目にしてきたに違いない。
今、商店街に目立つのは飲食店だ。
永代通りには特にラーメン店が多い。
大門通りを歩くと、和菓子店、薬局、肉店、化粧品店、茶舗、
家庭雑貨屋、書店などの物販の個店が店を開けていた。
話を聞いた和菓子花月堂は130年、三木青雲堂薬局は110年、
茶舗山本園は80年、化粧品きくやは70年、
どの店舗も長く商売を続けている。
加えて、花月堂は他ではあまり見かけない
みたらし団子の中にこし餡が入っただんごを売っている。
三木青雲堂薬局では薬の他にカレーのスパイスや調理器具も販売している。
山本園のお茶のラインアップは50種類以上。
肉の旭屋ではメンチやコロッケなどの揚げものは
注文してから揚げたてを渡してくれる。
なかなか個性的な店舗が多いのだ。
特徴があるからこそ、長く商売を続けていけるのだろう。
木場に材木商が居た頃は、商店街もすこぶる活気があったと
三木青雲堂の三代目が話してくれた。
幼い頃、僕の家の近所にも材木店が在った。
時々、迷路のように並べられた材木の間を縫って遊んだものだ。
木の匂いに包まれるのが心地良かった。
今は商店街の店々を訪ね、店主たちの人柄に触れることが心地良い。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 三木青雲堂薬局

    三木青雲堂薬局

    入口に店名のお洒落なロゴタイプを配した薬局の創業は大正2年。落ち着いた雰囲気の店内に入ると市販薬が綺麗に整然と並べられていて、奥の調剤室は清潔感に溢れている。左手にはキッチンを併設したコミュニティスペースがあり、スパイスカレーに関連した食材や調理器などとドイツのオーガニック洗浄剤も販売している。スペースは、近隣の人たちが集まって絵を描いたりお喋りをしたりするサロンにもなっている。他ではなかなかお目にかかれない薬局だ。

    三木青雲堂薬局

    三木青雲堂薬局 三木青雲堂薬局

    入口に店名のお洒落なロゴタイプを配した薬局の創業は大正2年。落ち着いた雰囲気の店内に入ると市販薬が綺麗に整然と並べられていて、奥の調剤室は清潔感に溢れている。左手にはキッチンを併設したコミュニティスペースがあり、スパイスカレーに関連した食材や調理器などとドイツのオーガニック洗浄剤も販売している。スペースは、近隣の人たちが集まって絵を描いたりお喋りをしたりするサロンにもなっている。他ではなかなかお目にかかれない薬局だ。

  • 花月堂

    花月堂

    この地での開業は明治23年の和菓子店。店の壁棚に並ぶ打菓子の木型や赤飯を配達した漆塗りの木箱が、店の経た月日を物語っている。ショーケースには、草だんご、水ようかん、大福などの様々な和菓子が並んでいるが、中でも人気は、みたらし団子の中にこし餡を入れた「べっこうだんご」。僕も家族のお土産に早速購入。

    花月堂

    花月堂 花月堂

    この地での開業は明治23年の和菓子店。店の壁棚に並ぶ打菓子の木型や赤飯を配達した漆塗りの木箱が、店の経た月日を物語っている。ショーケースには、草だんご、水ようかん、大福などの様々な和菓子が並んでいるが、中でも人気は、みたらし団子の中にこし餡を入れた「べっこうだんご」。僕も家族のお土産に早速購入。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・江東区東陽3丁目6−8

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