亀戸
東武亀戸線 亀戸駅

亀戸五丁目中央通り商店街

商店街一覧

晩秋の亀戸にカエルを見た。

亀戸駅北口に降り立つと晩秋の陽射しが暖かい。
明治通りを少し行くと右手の通りの上に
亀戸中央通商店街の赤い文字を冠した立派なアーチが現れた。
正式な名称は亀戸五丁目中央通り商店街。
今日散歩する商店街がここだ。
通りに入って行くと駅前の商店街だからだろう、飲食の店舗が多い。
少し進むとケーキ店、洋品店、生花店などの物販の個店が現れて来た。
通りの中程には大きな青果店が2店舗。
どちらもかなりの人だかりだ。
中国物産の店舗も数店舗。
時折、大陸の言葉が耳に入ってくる。
当然、意味は分からない。
さらに先に行くと商店は少なくなってきたが、
ミシン店、和菓子店の姿を見ることができた。
足元を見るとレンガ舗装の上に可愛いカエルのイラストを発見。
商店街のキャラクターのようだ。
途中、魚店と肉店の看板を見つけたが、
どちらもシャッターが閉じられて久しい雰囲気。
東武亀戸線の踏切の手前には歴史のありそうな靴店、
踏切を渡り商店街の終わりにあるのはパン店。
窓越しにパンを作る店主の姿がチラリと見えた。
理容室の主人によると、以前は近隣に日立製作所の工場や第二精工舎があり、
商店街もかなりの賑わいを見せていたのだと話してくれた。
住宅になったり、シャッターが閉じられたままの店も多いが、
嬉しいことに今日話を聞いた和菓子店、
生花店のどちらも若い二代目が先代と共に暖簾を守っていた。
和菓子店の大和柿や紅葉という名の上生菓子が、
生花店のシクラメンが、寒い季節が間近なことを教えてくれた。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 菓匠 松月

    菓匠 松月

    平成4年創業の和菓子店。店主はその道65年の職人だ。壁に掛けられた「和菓子製造一級技能検定合格 第一号」の賞状が腕の確かさを物語っている。なんと、第一号である。店は店主と二代目で切り盛りしていて、煎餅を除く全ての和菓子は手作りだ。もちろん自慢の餡も手作り。季節ごとに変わるお茶席の上生菓子を求めて遠くから買いに来る常連もいる。今日、店に並ぶ上生菓子は、大和柿、姫菊、紅葉。秋深しである。

    菓匠 松月

    菓匠 松月 菓匠 松月

    平成4年創業の和菓子店。店主はその道65年の職人だ。壁に掛けられた「和菓子製造一級技能検定合格 第一号」の賞状が腕の確かさを物語っている。なんと、第一号である。店は店主と二代目で切り盛りしていて、煎餅を除く全ての和菓子は手作りだ。もちろん自慢の餡も手作り。季節ごとに変わるお茶席の上生菓子を求めて遠くから買いに来る常連もいる。今日、店に並ぶ上生菓子は、大和柿、姫菊、紅葉。秋深しである。

  • フラワーショップ みのり

    フラワーショップ みのり

    46年続く可愛らしい店構えの生花店。店を守るのは初代と二代目。店の中にも外にも鉢植えや切り花が色鮮やかに並んでる。高価な胡蝶蘭から薔薇、菊、百合、秋桜、小さな実の付いた柿の枝まで、多彩なラインナップを揃えた店だ。店先に並ぶ深いピンクのシクラメンやピラカンサスの赤と黄色の実が冬の訪れを告げていた。

    フラワーショップ みのり

    フラワーショップ みのり フラワーショップ みのり

    46年続く可愛らしい店構えの生花店。店を守るのは初代と二代目。店の中にも外にも鉢植えや切り花が色鮮やかに並んでる。高価な胡蝶蘭から薔薇、菊、百合、秋桜、小さな実の付いた柿の枝まで、多彩なラインナップを揃えた店だ。店先に並ぶ深いピンクのシクラメンやピラカンサスの赤と黄色の実が冬の訪れを告げていた。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・江東区亀戸5丁目

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