大島
都営新宿線 大島駅

サンロード中の橋商店街

商店街一覧

江戸時代から続く商店街は、陽だまりの幸せな匂いがした。

霜月の始まりの日、雲一つない青空の下、
ぽかぽかのお日様に照らされながら小名木川を渡って北へ歩いた。
新大橋通りの向こうにサンロード中の橋のアーチ。
サンロードとは、今日のぽかぽか陽気に相応しい。
商店街は300mほどの長さで首都高速小松川線の手前まで続いている。
この高速の下にはかつて堅川が流れていた。
その堅川に大正7年に架けられた橋が中之橋だ。
商店街の名前の由来でもある。
商店街の創立も大正7年。サンロード中の橋は古くからある商店街だ。
初めにお話を聞いた床屋さんは明治時代からこの通りで
商売をしていると話してくれた。
大正以前、江戸時代から通りには店舗が立ち始めたそうだ。
発展したのは中之橋ができてから。
小さな橋が水の流れを人の流れへと変えたのだ。
通りを歩いているとパン屋の前で元気な呼び込みの声が聞こえてきた。
地元の中学生が体験学習をしていた。
青果店でも中学生たちを見かけたのでご主人に話を伺うともう20年以上、
地域の小学校や中学校の体験学習を受け入れているという。
中学生たちは大人になって、同窓会の時などに
「俺、あの時、商店街でミカン売ったんだぜ」などと言いながら笑い合うんだろうな。
商店街では催しも盛んに実施している。
10月にはハロウィンイベントを行い、仮装をした子供と大人、約3,000人が通りを闊歩したそうだ。
来年は商店街の100周年を記念した大きなイベントも考えているらしい。
サンロード中の橋商店街は、魚屋や八百屋などの生鮮食品の店が多い。
洋品店やパン屋、お茶屋、雑貨店などの物販の店が軒を並べていて、
チェーン店はあまり見かけない。
果物とパンを自転車の籠一杯に詰めた自転車が中之橋を渡って行った。
日差しを背中に受けながら腰を浮かせてペダルを踏み込む若いお母さんは、
なんだか幸せを積んで走って行くような気がした。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • クリエイトヘアーサロン フクイ

    クリエイトヘアーサロン フクイ

    明治時代から100年以上続く床屋さん。今は3代目と4代目が店で腕を振るっている。お話を伺って いる間も3代目がご常連らしい客の頭を仕上げていた。神戸で美容師として活躍中の5代目は、な んと世界最大級のヘアデザインコンテストで優勝の実績を持つ。5代にわたる血が確かな技を支え ているのだろう。

    クリエイトヘアーサロン フクイ

    クリエイトヘアーサロン フクイ クリエイトヘアーサロン フクイ

    明治時代から100年以上続く床屋さん。今は3代目と4代目が店で腕を振るっている。お話を伺って いる間も3代目がご常連らしい客の頭を仕上げていた。神戸で美容師として活躍中の5代目は、な んと世界最大級のヘアデザインコンテストで優勝の実績を持つ。5代にわたる血が確かな技を支え ているのだろう。

  • モードサロン ヤヨイ

    モードサロン ヤヨイ

    婦人服のブティック。店の奥にはテーブルが用意されていて、客は店の人と話をしながらゆっくり とお気に入りの洋服を選ぶことができる。今日も品の良いご婦人が座りながら服選びを楽しんでい た。店のこだわりは品質。ご主人自らの肌で感触を確かめて納得した洋服だけを仕入れている。

    モードサロン ヤヨイ

    モードサロン ヤヨイ モードサロン ヤヨイ

    婦人服のブティック。店の奥にはテーブルが用意されていて、客は店の人と話をしながらゆっくり とお気に入りの洋服を選ぶことができる。今日も品の良いご婦人が座りながら服選びを楽しんでい た。店のこだわりは品質。ご主人自らの肌で感触を確かめて納得した洋服だけを仕入れている。

  • マルヒロ青果店

    マルヒロ青果店

    ご主人は、毎朝5時に起きて北足立市場まで仕入れに行く。店頭に並ぶ果物や野菜はどれも新鮮で 廉価である。理由は仲卸を通さないで自らの目で確かめて市場で競り落としてくるからだ。市場で 競りに参加できる売買参加章のついた帽子をかぶったご主人はキュートでさえある。

    マルヒロ青果店

    マルヒロ青果店 マルヒロ青果店

    ご主人は、毎朝5時に起きて北足立市場まで仕入れに行く。店頭に並ぶ果物や野菜はどれも新鮮で 廉価である。理由は仲卸を通さないで自らの目で確かめて市場で競り落としてくるからだ。市場で 競りに参加できる売買参加章のついた帽子をかぶったご主人はキュートでさえある。

  • カバン・スクールショップ ふくはら

    カバン・スクールショップ ふくはら

    カバンと学生衣料のお店。近隣の6つの小学校と2つの中学校の通学服や体操服、水着なども取扱 っている。嬉しいのはその子供たちの通学服の裾上げやウエストの調整を無料でやってくれるこ と。商店街に古くからあるお店ならではのサービスだ。店先にはお母さんが丹精込めた菊が綺麗に 咲いていた。

    カバン・スクールショップ ふくはら

    カバン・スクールショップ ふくはら カバン・スクールショップ ふくはら

    カバンと学生衣料のお店。近隣の6つの小学校と2つの中学校の通学服や体操服、水着なども取扱 っている。嬉しいのはその子供たちの通学服の裾上げやウエストの調整を無料でやってくれるこ と。商店街に古くからあるお店ならではのサービスだ。店先にはお母さんが丹精込めた菊が綺麗に 咲いていた。

コメント

2 Comments

  • ヨシノヒデキ より:

    中の橋商店街には、小学校の頃の昭和44年頃に最後に行った記憶があります、当時賑わい夏にはつばめが商店街を飛び回っていました。私は亀戸から橋を渡り最初にお世話になるのが右側角にある肉屋さんで、ゲソやコロッケを友達とたべました、商店街中程に鰻を取り扱う店があり、鰻をさばくおじさんの技に見とれてましたね!商店街も後わずかになる、頃の左側にドーナツが機械で出来上がる店の前で、ドーナツが出来上がるまでを何回も何回も見いってました、懐かしい思い出で私も60歳を過ぎて、近々思い出の商店街に行って見たくなりました。商店街の配置図拝見すると、記憶と一致する、お店はありませんが、半世紀ぶりにぶらっとしてみたいです。

    • 管理者 より:

      街てくにコメントいただきまして、ありがとうございます。
      とても楽しくなる思い出の商店街を教えていただき当時の様子を思い描くことができました。
      街てく取材チームが「サンロード中の橋」を訪れたのは2018年11月でした。
      その日は青果店とパン屋の前でジャージ姿の中学生が元気な声で呼び込みをしていました。
      マルヒロ青果店のご主人からお話を伺うと「もう20年以上も地域の小学生や中学生の体験学習を受け入れている」とおっしゃっていました。
      生徒の明るく元気な声のおかげか青果店もパン屋さんも賑わっていて、地域の人たちとしっかり触れ合い、必要とされている個人店舗のお店が元気に商売をしていました。その中にはお洒落なカフェや若い方がやっている新しいお店もありました。
      ヨシノ様の思い出のお店はもう無いかもしれませんが、COVID-19禍が落ち着きましたら、ぜひぶらっと遊びに行ってみてください。今後とも街てくをよろしくお願いいたします。




商店街。MAP

  • ●住所
     ・東京都江東区大島7丁目3-9
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