浅草
銀座線 浅草駅

千束通り商店街

商店街一覧

師走の冷たい雨には、アーケードと笑顔。

地下鉄の浅草駅から地上に出ると細い雨が降っていた。
コロナ禍の中だが、土曜日の仲見世は、なかなかの賑わいだ。
師走もまだ初旬なのに、浅草には正月の雰囲気が色濃い。
仲見世を通り浅草寺を抜けると、左手に見えるのが千束通り商店街。
その先が昔の遊郭吉原へと続く通りには、アーケードが架けられている。
冷たい雨の日に、このアーケードは一際有り難い。
奥浅草の商店街には、
観光客向けよりも地域の人たちのための商店が多く並んでいる。
肉、花、洋品、酒、菓子、茶、履物などを商う店だ。
千束通り商店街以外では見かけたことが無い銅器の店舗もある。
長い通りには、シャッターが下りたままの店もあるが、
営業している個店は、どこも歴史がありそうな店が多い。
通りを歩く人たちの歩みは、心なしかゆっくりとしている。
店の人たちにも良い意味で忙しなさが無い。
この通りは、効率だとか競争だとかを隅田川へ打っ棄って、
時間がのんびりと流れているようだ。
懐かしく気持ちが落ち着く商店街だ。
今日は履物店と生花店にお邪魔したのだが、
数多の商店街で書いてきたように、
千束通り商店街の店主たちの対応も温かい。
商店街の空気は、店で働く人たちの心を映し出している。
寒い季節、商店街の人たちの笑顔で暖をとるのも良い。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • おがわや履物店

    おがわや履物店

    初代が松が谷で創業して、この地での商いは昭和21年から。今は気風の良い二代目が自ら草履を作り、販売をしている。おがわやの草履は神輿好きや出初式などで見る鳶の人々に愛用され、日本全国に顧客がいる逸品だ。東京、いや江戸を彷彿させる二代目の歯切れの良い話しっぷりも最高。

    おがわや履物店

    おがわや履物店 おがわや履物店

    初代が松が谷で創業して、この地での商いは昭和21年から。今は気風の良い二代目が自ら草履を作り、販売をしている。おがわやの草履は神輿好きや出初式などで見る鳶の人々に愛用され、日本全国に顧客がいる逸品だ。東京、いや江戸を彷彿させる二代目の歯切れの良い話しっぷりも最高。

  • 花新商店

    花新商店

    戦後すぐに開店した生花店。大きなガラスをはめた木の扉が昭和の匂いを放つ店だ。店内には三代目が厳選したキレイで新鮮な花々と共に、趣味で描いたたくさんの画が飾られている。店主の人柄と共に下町のホッとする空間だ。

    花新商店

    花新商店 花新商店

    戦後すぐに開店した生花店。大きなガラスをはめた木の扉が昭和の匂いを放つ店だ。店内には三代目が厳選したキレイで新鮮な花々と共に、趣味で描いたたくさんの画が飾られている。店主の人柄と共に下町のホッとする空間だ。

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商店街。MAP

  • ●住所
     ・台東区浅草4-36-6
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