森下
都営新宿線 森下駅

高橋のらくろード(高橋商店街)

商店街一覧

クールジャパンにホットをみっけた。

きっと、
アセチレンランプの灯と小名木川からの川風が群影を揺らしていたことだろう。
ここは昔、「夜店通り」の名の通り、道の両脇に露店がぎっしりと立ち並び、
深夜までたくさんの人々で賑わいをみせていた通りだ。
今、その名称を「高橋のらくろード」に変えて、
高橋商店街は“のらくろ”で溢れている。
世界を魅了するクールジャパンの象徴であるマンガ。
その日本マンガの先駆キャラクター“のらくろ”のフラッグやオブジェ、
シャッターアートが道を埋めているのだ。
往時の賑わいほどではないが、今も子どもたちの笑い声が
10円ゲーム機と駄菓子があるおもちゃ屋からは絶えない。
お洒落なイタリアンやカフェと軒を並べて、
70年以上商いを続ける糸屋、手焼き煎餅屋、洋品店、
おもちゃ屋などが深川っ子の優しい意気地で
道行く人たちをもてなしている。<br/>
新と旧のコントラストが絶妙の商店街だ。
他では手に入らないのらくろ煎餅も、
シュールささえ湛える10円ゲーム機も、
いつの時代も子どもたちを魅了してやまない駄菓子も、
とてもとてもクールだ。
その根底には、通りすがりの者にも優しく接してくれる
商店街の人たちの温かいホットな心があることを、
少し汗ばむ春の昼下がりに感じた。
新しい店のソフトクリームを舐めながら、
ゲーム機に10円玉を落とした刹那、
真剣に当たりを狙う子どもに戻った僕をのらくろが見ていた。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 大嶋洋服店

    大嶋洋服店

    のらくろオブジェの写真を撮っていた時、後ろのシャッターがガラガラと開いた。そこに居た のが大嶋洋服店のお母さん。もともとメンズショップだったが商店街の女性洋品店が閉店した ので、街の人たちのために女性の衣料品もあつかい始めたそうだ。常連さんの求めに応じて問 屋へ仕入れに行くことも。お母さんからは、東京大空襲で商店街が焼け野原になった苦労話も 聞いた。素敵な笑顔が示すように、お母さんはクールの真逆、ホットな心の持ち主。

    大嶋洋服店

    大嶋洋服店 大嶋洋服店

    のらくろオブジェの写真を撮っていた時、後ろのシャッターがガラガラと開いた。そこに居た のが大嶋洋服店のお母さん。もともとメンズショップだったが商店街の女性洋品店が閉店した ので、街の人たちのために女性の衣料品もあつかい始めたそうだ。常連さんの求めに応じて問 屋へ仕入れに行くことも。お母さんからは、東京大空襲で商店街が焼け野原になった苦労話も 聞いた。素敵な笑顔が示すように、お母さんはクールの真逆、ホットな心の持ち主。

  • 深川いろは煎餅

    深川いろは煎餅

    昭和28年からやっているお煎餅屋さん。今は、お母さんとお嫁さんで営むお店だ。2011年まで は店で手焼き煎餅を焼いていたそうだが、お母さんの体の具合で今は店では焼いていない。昔 は醤油が焦げる香ばしい匂いが道にも溢れていたのだろう。人気の「醤油」や「ざらめ」をは じめ季節ごとのお菓子、のらくろ煎餅も売っている。僕も土産にのらくろ煎餅を購入。高校生 の愛娘はのらくろを知らなかったが、おいしそうに抹茶味を一枚齧った。

    深川いろは煎餅

    深川いろは煎餅 深川いろは煎餅

    昭和28年からやっているお煎餅屋さん。今は、お母さんとお嫁さんで営むお店だ。2011年まで は店で手焼き煎餅を焼いていたそうだが、お母さんの体の具合で今は店では焼いていない。昔 は醤油が焦げる香ばしい匂いが道にも溢れていたのだろう。人気の「醤油」や「ざらめ」をは じめ季節ごとのお菓子、のらくろ煎餅も売っている。僕も土産にのらくろ煎餅を購入。高校生 の愛娘はのらくろを知らなかったが、おいしそうに抹茶味を一枚齧った。

  • トイパークまさみや

    トイパークまさみや

    懐かしい10円ゲーム機、駄菓子、ガチャポンもあるおもちゃ屋さん。今の常連客である子ども たちのお爺ちゃんやお婆ちゃんも子どもの頃に通っていたくらい古くからやっているお店。ご 主人は、放課後や休日に子どもたちが集まって顔を合わせてみんなで遊べる場所でありたい、 と柔らかい笑顔で言った。だから毎日遊びに来られるように10円ゲーム機や駄菓子を置いてい る。この日は駄菓子を大人買いするお母さんにも遭遇。ちなみにゲームソフトは置いていな い。

    トイパークまさみや

    トイパークまさみや トイパークまさみや

    懐かしい10円ゲーム機、駄菓子、ガチャポンもあるおもちゃ屋さん。今の常連客である子ども たちのお爺ちゃんやお婆ちゃんも子どもの頃に通っていたくらい古くからやっているお店。ご 主人は、放課後や休日に子どもたちが集まって顔を合わせてみんなで遊べる場所でありたい、 と柔らかい笑顔で言った。だから毎日遊びに来られるように10円ゲーム機や駄菓子を置いてい る。この日は駄菓子を大人買いするお母さんにも遭遇。ちなみにゲームソフトは置いていな い。

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商店街。MAP

  • ●住所
     ・東京都江東区高橋
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