梶原
都電荒川線 梶原駅

梶原銀座商店街

商店街一覧

ポカポカの陽射しの中、ここかしこに都電荒川線を見つけた。

昨日の冷たい雨がウソのように、
今日の陽射しはポカポカと暖かい。
まだ一月だと言うのに、春の陽気だ。
東京さくらトラムの愛称を持つ都電も
なんだか嬉しそうに走っている。
都電荒川線の梶原停留所を降りると、
すぐに見えるのが梶原銀座商店街。
通りの入り口を見上げると
都電を模したオブジェのアーチが架かっている。
足元に目をやるとマンホールにも
都電のイラストが描かれている。
「都電もなか」で有名な和菓子店には客足が絶えない。
通りの中程にあるおもちゃ屋にも
都電をモチーフにした各種の玩具が並べられている。
梶原銀座商店街には、都電荒川線が溢れている。
通りには日用雑貨、魚、花、化粧品、食料品、
パン、花、靴などの個店が商売をしているが、
シャッターを閉じたままの店や住宅の多さは否めない。
60年以上続く食料品店の女将さんに話を伺うと、
昭和の時代までは通りのほとんどの家は商店で、
たくさんのお客で賑わっていたのだが
今は寂しくなった、と話してくれた。
通りを歩くと、雑貨屋の中では店主と客が
のんびりとお茶を飲んでいた。
食料品店でも女将さんと客が楽しそうに世間話をしている。
パン屋の前の10円ゲーム機では
子どもが真剣に10円玉をはじいている。
ここは今日の陽気のように温かな人たちが集う通りのようだ。
道の端っこで猫がお日様を浴びながら昼寝をしていた。
梶原銀座商店街には、陽だまりのやさしさがある。

案内人:小林猛樹
写真はこちら

案内人

商店街。ひと、もの、あじ

  • 森商店

    森商店

    手づくり惣菜を中心とした食料品店。昭和32年開業の店を守るのは、女将さんと息子さんの二人だ。惣菜は、豆やカボチャの煮物、魚の煮つけ、サラダなど、毎朝、二人が手間暇かけて作っている。女将さんにお話をうかがい、店を出る時、常連らしいご婦人が店に入って来た。僕たちに気付くと「おいしいのよ。ここのサラダ」と言ってニコリと笑った。

    森商店

    森商店 森商店

    手づくり惣菜を中心とした食料品店。昭和32年開業の店を守るのは、女将さんと息子さんの二人だ。惣菜は、豆やカボチャの煮物、魚の煮つけ、サラダなど、毎朝、二人が手間暇かけて作っている。女将さんにお話をうかがい、店を出る時、常連らしいご婦人が店に入って来た。僕たちに気付くと「おいしいのよ。ここのサラダ」と言ってニコリと笑った。

  • こばやし玩具店

    こばやし玩具店

    この地で50年以上続くおもちゃ屋。都電が売りの商店街だけあって、都電をモチーフにした様々なおもちゃを販売している。また、ロボットやポンポン船などのブリキのおもちゃも多彩だ。他では手に入れることができないような商品がたくさん並んでいるおもちゃ屋だ。さらに、店の奥には戦艦や戦闘機、車、バイクなどのプラモデルがこっそりと陳列してあった。

    こばやし玩具店

    こばやし玩具店 こばやし玩具店

    この地で50年以上続くおもちゃ屋。都電が売りの商店街だけあって、都電をモチーフにした様々なおもちゃを販売している。また、ロボットやポンポン船などのブリキのおもちゃも多彩だ。他では手に入れることができないような商品がたくさん並んでいるおもちゃ屋だ。さらに、店の奥には戦艦や戦闘機、車、バイクなどのプラモデルがこっそりと陳列してあった。

商店街。MAP

  • ●住所
     ・北区堀船3-27-12

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